ゴルフへ行く時の大きなボストンバッグ、「本当に必要なのかな?」「荷物になるし、いらないかも…」なんて思ったことはありませんか?
周りのゴルファーはみんな持っているけれど、正直なところ、その必要性や他のカバンでの代用について気になりますよね。例えば、手持ちのトートバッグで行く場合のマナーや、普段使いもできるおしゃれなデザインなら欲しい、と考える方もいるかもしれません。
あるいは、なんでもいいならユニクロやアウトレットで手軽に探したい、という気持ちもあるでしょう。一方で、人気のシューズ収納付きバッグの便利さや、サブバッグが禁止されているコースでのカバン選びのマナーなど、失敗や後悔をしないために知っておきたい情報もたくさんあります。

この記事では、そんなあなたの疑問に全てお答えします。
- ゴルフでボストンバッグが本当に必要かいらないかがわかる
- トートバッグなど代用品のマナーや注意点がわかる
- 普段使いもできるおしゃれなバッグの選び方がわかる
- シューズ収納など便利な機能を持つバッグがわかる
職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。
自分にぴったりのスーツケースを選ぶことで旅行の楽しさが変わることに気づいた経験をもとに、スーツケースに関するブログを書いています。
ゴルフでボストンバッグはいらない?その是非を徹底解明

- ボストンバッグは必要かいらないかゴルファーの本音
- ボストンバッグの代用になるおすすめのバッグ
- トートバッグを使う際のマナーと注意点
- ゴルフに持つカバンはなんでもいいわけではない?
- カバンやサブバッグのゴルフ場でのマナーと禁止事項
ボストンバッグは必要かいらないかゴルファーの本音

「ゴルフにボストンバッグは本当に必要?それとも、いらない?」これは多くのゴルファーが一度は考える疑問ですよね。
実際のところ、ゴルフ場のロッカーへ荷物を運ぶバッグは、ボストンバッグでなければならないという厳格なルールはありません。しかし、複数の調査によると、約9割のゴルファーがボストンバッグを使用しており、8割以上が「必要だ」と感じているというデータがあります。
必要だと考える方の主な理由は「収納力の高さ」です。ゴルフは、プレー用のウェア、帰りの着替え、ゴルフシューズ、タオル、日焼け止めなど、意外と荷物が多くなります。これらのアイテムを一つにまとめてスマートに持ち運べる点が、ボストンバッグが支持される大きな理由です。
一方で、少数派ではありますが「いらない」と感じている方もいます。その理由としては、「ボストンバッグでなくても代用できる」「手持ちのバッグは移動が大変」といった意見が見られます。特に、電車でゴルフ場へ向かう方にとっては、両手が空くリュックなどの方が便利だと感じるようです。
このように、大多数のゴルファーが必要性を感じているものの、プレースタイルや交通手段によっては、他の選択肢も十分に考えられるのが現状です。

ボストンバッグの代用になるおすすめのバッグ

ボストンバッグを持っていなくても、他のバッグで十分に代用ができます。大切なのは、ゴルフ場の雰囲気やドレスコードに合った、品位を損なわないバッグを選ぶことです。
トートバッグ
最も一般的な代用品は、マチが広く自立するタイプのトートバッグです。特に、ゴルフブランドから出ているトートバッグ(ロッカーバッグとも呼ばれます)は、ボストンバッグと同じように着替えやシューズを収納できる容量があり、デザインもゴルフウェアと合わせやすいのでおすすめです。中には、普段愛用しているL.L.Beanのようなブランドのトートバッグを使っている方もいます。

リュックサック
リュックサックは両手が空くため、電車移動のゴルファーにとっては非常に便利です。最近ではゴルフメーカーからもスタイリッシュなリュックが販売されています。ただし、カジュアルすぎるデザインや、あまりに大きいアウトドア用のものは、ゴルフ場の雰囲気にはそぐわない場合があるため注意が必要です。

その他のバッグ
究極的には、清潔感があり、着替えやシューズを収納できる容量があれば、どんなバッグでも問題ありません。会社の同僚にはコンビニのビニール袋で靴を持ってきた、という笑い話もありますが、これはマナーとして好ましくありません。せめて布製のシューズ袋を別に用意するなど、周りへの配慮は忘れないようにしたいですね。
トートバッグを使う際のマナーと注意点
ボストンバッグの代用品として人気のトートバッグですが、使用する際にはいくつかマナーや注意点があります。ゴルフは紳士・淑女のスポーツと言われる通り、持ち物にもその人らしさが表れるからです。
最も気を付けたいのは、素材とデザインです。例えば、普段のお買い物に使うような布製のキャンバストートやエコバッグは、カジュアルな印象が強すぎます。ゴルフ場の格調高い雰囲気には馴染みにくい場合が多く、特に名門と呼ばれるコースでは、ドレスコードにそぐわないと判断される可能性も考えられます。
代用するトートバッグを選ぶなら、合成皮革(PUレザー)や、落ち着いた色合いのナイロン素材など、ある程度のきちんと感があるものがおすすめです。ゴルフウェアとのコーディネートを考えて選ぶと、統一感が出ておしゃれな印象になります。
また、ゴルフ場の受付やラウンジなど、人の往来がある場所でバッグを床に直接置くのは、通行の妨げになる可能性があるため避けたいところです。多くのゴルフ場には手荷物を置くための棚が用意されているので、そちらを利用するのがスマートな振る舞いと言えます。

ゴルフに持つカバンはなんでもいいわけではない?
ゴルフ場へ持っていくカバンは、基本的には「なんでもいい」というわけではありません。これは、ゴルフが長い歴史の中で育んできた文化やマナー、そして「ドレスコード」という概念に基づいています。
特に、リュックサックの扱いについては、ゴルファーの間でも意見が分かれるところです。多くのゴルフ場でリュックが明確に禁止されているわけではありませんし、近年はゴルフメーカーもおしゃれなリュックを販売しており、若い世代を中心に利用者も増えています。アンケート調査では、実に8割の方が「他人がリュックで来ても気にならない」と回答しています。
しかし、一方で「カジュアルすぎる」「ゴルフのイメージに合わない」といった否定的な意見も少数ながら存在します。特に、会社の接待や目上の方とのプレーなど、相手に失礼がないように配慮すべき場面では、リュックは避けた方が無難かもしれません。
また、スーツケースで来場することについても、あまり一般的ではありません。旅行を兼ねてゴルフをする場合など、やむを得ない事情もあるかもしれませんが、ロッカーのサイズに収まらない可能性や、他の利用者の邪魔になる懸念もあります。
これらのことから、ゴルフに持っていくカバンは、法律や規則で決まっているわけではないものの、ゴルフ場の雰囲気や同伴者への配慮を考えた「TPO」が大切になるのです。
カバンやサブバッグのゴルフ場でのマナーと禁止事項

ゴルフ場でのバッグに関するマナーは、クラブハウスに持ち込むボストンバッグやトートバッグだけではありません。ラウンド中に使用する「サブバッグ」にも注意が必要です。
サブバッグ(セルフスタンドバッグ)の扱い
数本のクラブを入れて持ち運べる筒状のサブバッグ(セルフスタンドバッグ)は、ボールの近くまで手軽にクラブを運べるため非常に便利です。しかし、近年このサブバッグの使用を禁止するゴルフ場が増えています。
その理由は主に2つあります。
- グリーンを傷つける: バッグの脚をグリーン上に立てることで、デリケートな芝を傷つけてしまう。
- カートを破損させる: カートの荷物かごに引っ掛けたまま移動することで、かごが破損するケースが多発している。
これらの理由から、多くのゴルフ場ではサブバッグのグリーンへの持ち込みを禁止したり、バッグ自体の使用を制限したりしています。使用が許可されているコースであっても、グリーン上には絶対に持ち込まない、カートの指定場所以外には置かないといったマナーを守ることが求められます。
カートバッグ(ラウンドバッグ)のマナー
ラウンド中に使う小物を入れるカートバッグ(ミニトート)にもマナーがあります。それは「カラス対策」です。ゴルフ場には多くのカラスが生息しており、プレーヤーがグリーンに行っている隙にカート上の荷物を物色し、お菓子や貴重品を持ち去ってしまう被害が後を絶ちません。
盗難被害だけでなく、ゴミをコースに散らかす原因にもなるため、カラス対策は自分自身のためだけでなく、コース美化のための重要なマナーと言えます。対策として最も効果的なのは、開口部にジッパーや巾着が付いている、口をしっかり閉じられるタイプのカートバッグを選ぶことです。
ゴルフにボストンバッグはいらない派も納得の選び方

- 普段使いもできる便利なボストンバッグの選び方
- 周りと差がつくおしゃれなボストンバッグ
- ユニクロやアウトレットで探す際のポイント
- 人気のシューズ収納付きバッグのメリット
- 旅行にも最適!普段使いできる汎用性の高いデザイン
- ゴルフのボストンバッグはいらないかの最終結論
普段使いもできる便利なボストンバッグの選び方
「ゴルフのためだけにバッグを買うのはちょっと…」と感じる方には、普段使いもできるボストンバッグがおすすめです。ゴルフ専用品と普段使い兼用タイプの主な違いを比較してみましょう。
種類 | メリット | デメリット |
ゴルフ専用バッグ | シューズ収納など機能性が高い ゴルフウェアと合わせやすい | 普段使いしにくいデザインが多い 用途が限られる |
普段使い兼用バッグ | 旅行や出張など多用途に使える コストパフォーマンスが高い | シューズ収納がない場合がある ゴルフに特化した機能は少ない |
普段使いも考えるなら、選び方のポイントは「デザインのシンプルさ」と「素材感」です。特定のゴルフブランドのロゴが大きく入っているものよりは、無地で落ち着いた色のものが様々なシーンに合わせやすいです。
素材は、高級感がありどんな服装にもマッチする本革や、手入れがしやすく雨にも強い合成皮革(PUレザー)が人気です。ナイロン素材でも、光沢のある上品なものを選べば、カジュアルになりすぎず、ビジネスシーンでの短期出張などにも活用できます。このように、少し視点を変えて選ぶだけで、ゴルフ以外でも活躍する便利なバッグが見つかります。
周りと差がつくおしゃれなボストンバッグ

せっかく持つなら、機能性だけでなくデザインにもこだわりたいですよね。周りと少し差がつく、おしゃれなボストンバッグを選ぶポイントをいくつかご紹介します。
一つ目は、キャディバッグとブランドやデザインを揃えることです。同じシリーズでコーディネートすると、持ち物に統一感が生まれ、洗練された印象を与えられます。Callaway(キャロウェイ)やTaylorMade(テーラーメイド)といった大手メーカーは、バッグ類のラインナップも豊富なので、セットで探しやすいですよ。


二つ目は、ファッションブランドが展開するゴルフラインのバッグを選ぶことです。例えば、BRIEFING(ブリーフィング)やPELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)などは、都会的でスタイリッシュなデザインが人気です。ゴルフ場だけでなく、街で使っていても様になるのが魅力ですね。


三つ目は、素材で個性を出すことです。前述の通り、本革は使い込むほどに味が出る経年変化を楽しめますし、上品なナイロンツイル素材や、遊び心のあるエナメル素材を組み合わせたデザインも、コーディネートの良いアクセントになります。自分の好きなスタイルに合わせて、お気に入りの一つを見つけるのもゴルフの楽しみの一つです。
ユニクロやアウトレットで探す際のポイント
「高価なゴルフブランドのバッグでなくてもいい」「もっと手頃な価格で探したい」という方にとって、ユニクロやアウトレットは魅力的な選択肢になります。ただし、選ぶ際にはいくつか注意したいポイントがあります。
ユニクロで販売されているバッグ(例:ボストンバッグやトートバッグ)は、非常にシンプルで機能的ですが、ゴルフ用として作られているわけではありません。そのため、まず確認したいのは「容量」と「耐久性」です。着替えやシューズがしっかり収まるか、ある程度の重さに耐えられる丈夫な作りになっているかを見極める必要があります。また、デザインによってはカジュアル感が強すぎる場合もあるため、ゴルフ場の雰囲気に合うかどうかも考慮しましょう。
一方、ゴルフブランドのアウトレットでは、有名メーカーのバッグを定価より安く購入できるチャンスがあります。型落ちモデルが中心になりますが、機能性は十分に高く、お得感があります。ただし、人気のデザインや色はすぐに売り切れてしまうことが多く、選択肢が限られる点がデメリットかもしれません。
どちらで選ぶにしても、安さだけで飛びつくのではなく、ゴルフというスポーツの背景にあるマナーや文化を少し意識して、TPOに合った品のあるアイテムを選ぶことが、後悔しないための鍵となります。
人気のシューズ収納付きバッグのメリット
多くのゴルフ用ボストンバッグに備わっている「シューズ収納ポケット」。この機能があるだけで、ゴルフの準備や後片付けが格段に快適になります。
最大のメリットは、プレー後に汚れたシューズを他の荷物と完全に分けて収納できることです。ラウンド後のゴルフシューズには、芝や泥、砂などが付着しています。シューズ収納がないバッグだと、ビニール袋などに入れる手間がかかりますし、それでも中で動いてしまい、綺麗な着替えやタオルを汚してしまう心配があります。
シューズ収納があれば、専用のスペースにしまうだけなので、バッグの中は常に清潔に保てます。収納スペースは、バッグの下部が丸ごとシューズ入れになっている二層式タイプや、側面からアクセスできるサイドポケットタイプなど様々です。
二層式は他の荷物と完全に分離できる点が、サイドポケット式は荷物が多くてもシューズをスムーズに出し入れできる点が利点です。この便利な機能は、多くのゴルファーに支持されており、ボストンバッグ選びの際にはぜひチェックしたい人気のポイントとなっています。
旅行にも最適!普段使いできる汎用性の高いデザイン
ゴルフ用ボストンバッグを選ぶ際、「ゴルフの時しか使えないのはもったいない」と感じる方は少なくありません。実は、選び方次第でゴルフだけでなく、1~2泊程度の旅行や出張にも使える、非常に汎用性の高いアイテムになるんです。
ポイントは、素材とデザインです。
素材の選び方
- 本革・合成皮革: 高級感があり、落ち着いた印象を与えるため、旅行先のホテルやビジネスシーンでも浮きません。耐久性も高く、長く使えるのが魅力です。
- ナイロン: 軽量で持ち運びが楽なのが最大のメリット。特に高密度ナイロンなど、ハリのある上質な素材を選べば、カジュアルすぎず上品な印象になります。撥水加工が施されているものも多く、急な雨にも安心です。
デザインの選び方
ゴルフブランドのロゴが控えめなものや、無地のシンプルなデザインを選ぶのが基本です。色はブラック、ネイビー、グレーといったベーシックカラーが最も着回しが効きます。
容量は30L~40L程度のものが、ゴルフの荷物にも1~2泊の旅行荷物にも対応しやすくおすすめです。ショルダーストラップが付いていれば、移動中の負担も軽減できます。このように少し視野を広げて選ぶことで、一つのバッグを様々なシーンで賢く活用できます。
ゴルフのボストンバッグはいらないかの最終結論
これまで様々な角度からゴルフ用のボストンバッグについて見てきましたが、最後に「結局、ゴルフでボストンバッグはいらないのか」という疑問に対する結論をまとめます。
- ゴルフにボストンバッグは必須ではない
- しかし約9割のゴルファーがボストンバッグを使用している
- 着替えやシューズをスマートに持ち運べる大きな利点がある
- トートバッグやリュックでの代用も可能
- 代用品はカジュアルすぎないデザインを選ぶのがマナー
- 特に名門コースでは持ち物にも品格が求められる
- プレー中の小物入れにはカートバッグ(ミニトート)が非常に便利
- カラス対策のためカートバッグはジッパー付きがおすすめ
- スタンド式のサブバッグは使用禁止のゴルフ場もあるので注意
- 人気のシューズ収納付きバッグは荷物が汚れず快適
- 本革やシンプルなデザインなら普段使いや旅行にも活用できる
- ナイロン製は軽量でデザインが豊富な点が魅力
- ユニクロやアウトレットではTPOを考えて選ぶことが大切
- キャディバッグとデザインを揃えると統一感が出ておしゃれ
- 最終的に「いらない」か「必要」かは個人の価値観とプレースタイルによる
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