スーツケースを「借りる」賢い選択肢

ダッフルバッグとボストンバッグの違いは?選び方まで解説

旅行やスポーツの準備をしていると、大きなバッグが必要になりますよね。「ダッフルバッグとボストンバッグ、どっちがいいんだろう?」と迷った経験はありませんか?

一見すると似ているようで、実は由来や形、得意なシーンが全然違うんです。バッグ選びでの失敗や後悔をしないためにも、今回はその違いを徹底解説しますね。

この記事では、それぞれの特徴や使い方から、ゴルフなど特定のシーンでのおすすめ、おしゃれなメンズに人気のブランドまで詳しくご紹介します。

例えば、アウトドアで絶大な人気を誇るノースフェイスや、洗練されたデザインが魅力のthe friendly swedeのダッフルバッグなど、具体的なブランドにも触れていきますので、きっとあなたにぴったりのバッグが見つかりますよ。

この記事を読むとわかること
  • ダッフルバッグとボストンバッグの由来や形状の根本的な違い
  • 旅行、スポーツ、ビジネスといったシーン別の最適な使い方
  • 人気ブランドの特徴と、容量や機能性に基づいた選び方のポイント
  • 一目で違いがわかる比較まとめ
監修

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

自分にぴったりのスーツケースを選ぶことで旅行の楽しさが変わることに気づいた経験をもとに、スーツケースに関するブログを書いています。

目次

ダッフルバッグとボストンバッグの違いを徹底比較

ダッフルバッグとボストンバッグの違いを徹底比較
  • まずは由来や形状の違いを徹底解説
  • シーンや用途に合わせた使い方
  • おしゃれに見せるためのポイント
  • メンズに人気のモデルはどれ?
  • ゴルフ用バッグとしての選び方

まずは由来や形状の違いを徹底解説

まずは由来や形状の違いを徹底解説

ダッフルバッグとボストンバッグ、この二つの最も大きな違いは、その成り立ちと形にあります。この基本を知るだけで、どちらが自分の目的に合っているかが見えてきますよ。

まず、ダッフルバッグは、その名前がベルギーの「ダッフル」という街に由来しています。この街で作られていた、厚手で丈夫なウール生地を使って、船乗りたちが使っていたのが始まりなんです。円筒形で柔らかい作りが特徴で、口を紐で縛るのが元々のスタイルでした。軍用バッグとしても採用されていた歴史があり、とにかく頑丈で、大きな荷物をざっくりと詰め込むのに適しています。使わないときは小さく折りたためる柔軟性も魅力の一つですね。

一方のボストンバッグは、アメリカのボストン大学の学生たちが使っていたことから、その名がついたと言われています。実はこれ、日本で作られた和製英語なんですよ。底が長方形で、全体的にかっちりとした形状を保っているのが特徴です。この形のおかげで、スーツやジャケットのような、シワをつけたくない衣類もきれいに収納できます。

このように、ラフに何でも入れたいならダッフルバッグ、荷物を整理して形を崩さず持ち運びたいならボストンバッグ、というように、由来と形状の違いがそのまま使い勝手の差につながっているんです。

特徴ダッフルバッグボストンバッグ
名前の由来ベルギーのダッフル地方アメリカのボストン大学
形状円筒形・柔軟箱型(長方形)・自立しやすい
主な素材ナイロン、ポリエステル、帆布ナイロン、革、ビニール
得意なことかさばる荷物の収納衣類などをきれいに収納
印象スポーティ、カジュアル、ラフきちんと、ビジネス、上品

シーンや用途に合わせた使い方

シーンや用途に合わせた使い方

ダッフルバッグとボストンバッグは、それぞれが得意なシーンが異なります。あなたのライフスタイルに合わせて、どちらのバッグが活躍してくれるか考えてみましょう。

ダッフルバッグが真価を発揮するのは、アクティブなシーンです。例えば、キャンプや登山といったアウトドア活動では、寝袋やテントなど、かさばる装備を気兼ねなく詰め込めます。多くの製品に防水・撥水加工が施されているため、急な天候の変化にも対応しやすいのが嬉しいポイント。また、ジムや部活動の遠征など、スポーツ用品をまとめて運ぶのにも最適です。バックパックのように背負えるタイプも多く、重い荷物でも両手を自由に使えるのは大きなメリットになります。

対してボストンバッグは、少し「きちんと感」が求められる場面で活躍します。底がしっかりしているため、出張や短期旅行で着替えのシャツやジャケットを持ち運ぶのにとても便利です。革製のボストンバッグなら、ビジネススーツにも違和感なく合わせられます。また、旅行先でお土産が増えても、形が崩れにくいので中身をしっかり守ってくれます。開口部が大きく開くものが多く、荷物の出し入れがしやすいのも、旅行用として根強い人気を誇る理由の一つです。

おしゃれに見せるためのポイント

バッグは単なる荷物入れではなく、ファッションの一部でもありますよね。ダッフルバッグとボストンバッグ、それぞれをおしゃれに見せるには、バッグが持つイメージを理解することが大切です。

ダッフルバッグは、そのルーツから来るスポーティでラフな印象が魅力です。そのため、スウェットやパーカー、デニムといったカジュアルな服装との相性は抜群。アウトドアブランドのロゴが入ったものなら、それだけでアクティブな雰囲気を演出できます。あえてきれいめなコートの「ハズし」としてコーディネートに取り入れるのも、上級者のおしゃれテクニックと言えるかもしれません。

一方、ボストンバッグは、かっちりとした形状が上品できちんとした印象を与えます。特にレザー素材のものは高級感があり、ジャケットやスラックスといったきれいめなスタイルによく合います。短期の旅行や出張でも、洗練された大人の雰囲気を保ちたい方にはぴったりです。ナイロン製のものでも、デザインがシンプルなものを選べば、通勤・通学用のバッグとしても十分使えます。吉田カバンのPORTERシリーズのように、機能美を追求したデザインは、オンオフ問わず活躍してくれますよ。

メンズに人気のモデルはどれ?

メンズに人気のモデルはどれ?

男性がバッグを選ぶ際には、デザイン性だけでなく、耐久性や機能性を重視する方が多いのではないでしょうか。ここでは、メンズに特に人気のあるモデルの傾向をご紹介します。

ダッフルバッグでは、やはりアウトドアブランドのモデルが圧倒的な支持を集めています。前述の通り、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)やPatagonia(パタゴニア)はその筆頭です。

これらのブランドのバッグは、過酷な環境での使用を想定して作られているため、非常にタフ。ちょっとやそっとではへこたれない安心感があります。また、バックパックとしても使える3WAY仕様のものが多く、デザインも無骨でかっこいいものが揃っているのが人気の理由です。

ボストンバッグにおいては、日本の職人技が光るブランドに人気が集中しています。吉田カバンの「PORTER」シリーズは、まさに代表格。「一針入魂」の精神で作られるバッグは、機能的で飽きのこないデザインが魅力です。

また、少し大人の男性には、土屋鞄製造所やFelisi(フェリージ)のような、上質な革を使ったボストンバッグが好まれます。使い込むほどに味わいが増す「エイジング」を楽しめるのは、本革製品ならではの醍醐味ですね。ビジネスシーンでも一目置かれるような、品格のあるバッグです。

ゴルフ用バッグとしての選び方

ゴルフを楽しむ方にとって、バッグは非常に重要なアイテムです。ゴルフシーンで一般的に使われるのは、「ボストンバッグ」や「ロッカーバッグ」と呼ばれるタイプになります。

ゴルフ場では、プレー用のキャディバッグとは別に、着替えやシューズ、タオルなどを入れるためのバッグが必要です。クラブハウスのロッカーにスムーズに収まり、かつ必要なものを機能的に収納できることが求められます。このため、ゴルフ用のボストンバッグには、一般的な旅行用のものとは少し違う、特別な機能が備わっていることが多いんです。

シューズ収納は必須の機能

ゴルフ用ボストンバッグの最大の特徴は、多くの場合、バッグの底面や側面にシューズ専用の収納スペースが設けられていることです。これにより、プレー後に汚れたゴルフシューズを、着替えなどのきれいな荷物と分けて収納できます。衛生的で、バッグの中が砂や土で汚れるのを防げる、ゴルファーには欠かせない機能です。

小物の整理しやすさもチェック

他にも、サングラスや日焼け止め、スコアカードなど、細々としたアイテムを整理できる内外のポケットが充実しているかも大切なポイントです。プレーの準備や片付けがスムーズに行えるよう、収納力にも注目して選んでみてくださいね。

人気ブランドでわかるダッフルバッグとボストンバッグの違い

人気ブランドでわかるダッフルバッグとボストンバッグの違い
  • おすすめの定番ブランドを紹介
  • 大人気ノースフェイスの魅力とは
  • 北欧発the friendly swede ダッフルバッグ
  • 容量別のおすすめモデルを厳選
  • 比較でわかるダッフルバッグとボストンバッグの違い

おすすめの定番ブランドを紹介

おすすめの定番ブランドを紹介

バッグ選びでは、信頼できるブランドを知っておくことも大切です。ここでは、ダッフルバッグとボストンバッグ、それぞれでおすすめの定番ブランドをいくつかご紹介しますね。

ダッフルバッグの分野では、スポーツ・アウトドア系のブランドがやはり強いです。前述の通り、THE NORTH FACEやPatagoniaはもちろん、adidas(アディダス)やNIKE(ナイキ)、PUMA(プーマ)といった世界的スポーツブランドも、機能的でデザイン性の高いダッフルバッグを多数展開しています。

また、バックパックで有名なGREGORY(グレゴリー)が作るダッフルバッグは、背負い心地に定評があり、重い荷物を運ぶ際にその真価を発揮します。

ボストンバッグでは、日本の誇るカバンメーカーが根強い人気を誇ります。吉田カバンの「PORTER」は、機能美と耐久性を両立し、幅広い層から支持されています。より上質で、長く愛用できるものを探しているなら、革の扱いに長けた土屋鞄製造所や、イタリアのFelisi(フェリージ)がおすすめです。これらのブランドは、使い込むほどに持ち主に馴染んでいく、特別な一品を提供してくれます。

大人気ノースフェイスの魅力とは

大人気ノースフェイスの魅力とは

ダッフルバッグを語る上で、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の存在は欠かせません。特に「ベースキャンプダッフル」シリーズは、世界中のトラベラーやアウトドア愛好家から絶大な信頼を得ています。

その最大の魅力は、なんといっても圧倒的な耐久性と防水性です。メイン素材として使われている「TPEファブリックラミネート」は、濡れや汚れに非常に強く、遠征や冒険といった過酷なシーンでも中身をしっかりと保護してくれます。ジッパー部分もフラップで保護されており、水の侵入を防ぐ工夫がされています。

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突然の雨でもバッグの中身が安心ですね

また、サイズ展開の豊富さも人気の理由。日帰りやジム通いに最適なXSサイズ(約31L)から、長期遠征にも対応するXXLサイズ(約150L)まで、用途に応じて細かく選べます。そして、ほとんどのモデルに収納可能なショルダーハーネスが付属しており、バックパックのように背負える点も高く評価されています。重い荷物も楽に運べるため、移動の多い旅行では本当に便利ですよ。

北欧発the friendly swede ダッフルバッグ

最近、おしゃれな人の間で注目度が高まっているのが、スウェーデン発のブランド「The Friendly Swede(ザ・フレンドリー・スウェーデン)」のダッフルバッグです。北欧ブランドらしい、ミニマルで洗練されたデザインが特徴的ですね。

このブランドのダッフルバッグは、デザイン性だけでなく、機能面でも非常に優れています。素材には耐久性の高いPVCターポリンなどが使われており、防水性は抜群。縫い目のない溶着加工を施したモデルもあり、雨や水しぶきから荷物を確実に守りたいウォータースポーツや、天候が変わりやすいアウトドアシーンで特に頼りになります。

カラーバリエーションが豊富で、白や黒といったベーシックカラーから、イエローやピンクといった鮮やかな色まで揃っているのも魅力です。シンプルながらも、自分の個性を表現したい方にはぴったりのブランドと言えるでしょう。30L、60L、90Lといった実用的なサイズ展開で、様々なニーズに応えてくれます。

容量別のおすすめモデルを厳選

容量別のおすすめモデルを厳選

バッグを選ぶ上で、容量は最も重要なポイントの一つです。どれくらいの荷物を入れたいかによって、選ぶべきサイズは変わってきます。ここでは、容量別にどのような活動に向いているか、具体的なモデルを例にご紹介します。

~40L:日帰りやジムに

このサイズは、日常使いに最も適しています。仕事帰りにジムへ寄ったり、日帰りの小旅行に出かけたりするのにちょうどいい大きさです。例えば、アンダーアーマーの「UAコンテイン デュオ ダッフル Sサイズ」は40Lで、シューズ収納も備えているため、スポーツシーンで大活躍します。

41~60L:1~3泊の旅行に

1泊から3泊程度の旅行や出張には、このあたりのサイズがおすすめです。着替えや洗面用具、その他必需品を余裕をもって収納できます。プーマの「チャレンジャー ダッフル バッグ M」は58Lと十分な容量があり、ポケットも充実していて荷物の整理がしやすいですよ。

60L以上:長期旅行や遠征に

1週間以上の長期旅行や、たくさんの機材が必要なアウトドア活動、スポーツの遠征などには、60L以上の大型モデルが頼りになります。グレゴリーの「アルパカ100」は、その名の通り100Lという大容量を誇り、どんなに荷物が多くなっても安心です。パッド入りのショルダーストラップで、重さを軽減してくれるのも嬉しいポイントですね。

比較でわかるダッフルバッグとボストンバッグの違い

これまで解説してきたポイントを、最後にまとめてみましょう。二つのバッグの違いを理解すれば、あなたの目的にぴったりの相棒がきっと見つかります。

  • ダッフルバッグは円筒形で柔軟な形状
  • ボストンバッグは箱型で自立しやすい形状
  • ダッフルはベルギーの地名、ボストンはアメリカの大学が名前の由来
  • 「ボストンバッグ」は和製英語
  • ダッフルはアウトドアやスポーツなどアクティブな用途が得意
  • ボストンはビジネスやきれいめの旅行など整った荷造りに向く
  • ダッフルはラフでスポーティな印象
  • ボストンはかっちりとして上品な印象を与える
  • 素材はダッフルがナイロンや帆布、ボストンは革なども使われる
  • 耐久性や防水性はダッフルバッグの方が高い傾向にある
  • 容量はダッフルが30~150L、ボストンは20~60Lが主流
  • ダッフルは背負える3WAYタイプが豊富
  • ボストンはゴルフ用など特定の用途に特化したモデルがある
  • ノースフェイスはダッフルバッグの代表的ブランド
  • 吉田カバン(PORTER)は高品質なボストンバッグで人気
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