ドイツ生まれのFloyd(フロイド)スーツケース、他にはない洗練されたデザインに思わず目が惹きつけられますよね。ただ、いざ購入を検討し始めると、実際の口コミや、もしかしたら壊れやすいのではないかという心配、自分にぴったりの大きさの選び方など、気になる点も多いのではないでしょうか。
特に、まるでスケートボードのような個性的なウィールは、使い心地がどうなのか気になるところです。また、どこで手に入るのか、東京の伊勢丹をはじめとする具体的な取扱店情報や、海外旅行に便利な機内持ち込み対応モデルの有無についても、事前にしっかり把握しておきたいですよね。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、Floydスーツケースの魅力を深掘りしながら、後悔しない選び方のポイントを一つひとつ丁寧に解説していきます。
- Floydスーツケースが持つ基本的な特徴と魅力
- モデルごとの詳細なスペックとサイズの選び方
- 実際のユーザーからの評判や口コミの傾向
- 国内での主な取扱店と具体的な購入方法
職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。
自分にぴったりのスーツケースを選ぶことで旅行の楽しさが変わることに気づいた経験をもとに、スーツケースに関するブログを書いています。
floydスーツケースの基本情報と口コミ・評判

- どこの国のブランド?ドイツ発祥です
- 特徴的なウィールはカスタマイズ可能
- 壊れやすい?頑丈なポリカーボネート製
- 用途で選べる大きさのラインナップ
- 機内持ち込みに対応しているモデル
- 実際の口コミやユーザーからの評判
どこの国のブランド?ドイツ発祥です

Floydスーツケースは、2019年にドイツのミュンヘンで誕生した、比較的新しいトラベルケースブランドです。創設者であるBernd Georgi氏とHorst Kern氏の二人は、ラゲッジ製造における20年以上の豊富な経験と知識を持っていました。
彼らが憧れていたという70年代のカリフォルニア・ベニスビーチの自由な雰囲気やスケートボードカルチャー。そのエッセンスを現代のトラベルケースに融合させたいという想いから、Floydは生まれました。
そのため、ただの移動道具ではなく、旅する人の個性を表現するスタイリッシュなファッションアイテムとして、デザインに強いこだわりが感じられます。伝統的なスーツケースのイメージを覆す、モダンで遊び心あふれるコンセプトが、多くのファンを惹きつけているのです。
特徴的なウィールはカスタマイズ可能

Floydのスーツケースを最も特徴づけているのが、足回りに採用されているスケートボードウィールです。これはブランドのルーツであるスケートカルチャーを象徴するデザインで、見た目のインパクトだけでなく、機能性も兼ね備えています。
この360°回転するスピナーウィールシステムは、アスファルトの上でも驚くほど滑らかで静かな走行を実現します。人混みや駅のコンコースなど、移動の多い場面でもスムーズに操作できるのは嬉しいポイントですね。
さらに、このウィールは自分で交換できる仕様になっています。ケース購入時には鮮やかな赤色のウィールが装着されていますが、別売りの「FLOYD WHEEL SET」を購入すれば、お好みのカラーにカスタメイズが可能です。
Glow in the Dark(蓄光)やNeon Pinkなど、10種類以上のカラーが用意されており、自分だけのオリジナルな組み合わせを楽しめます。付属のハンドスパナを使えば、誰でも簡単に交換作業ができますよ。
壊れやすい?頑丈なポリカーボネート製

ユニークなデザインだからこそ、「もしかして壊れやすいのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんね。でも、安心してください。Floydのスーツケースは、デザイン性だけでなく、耐久性も非常に高く評価されています。
ケース本体の素材には、ドイツのCovestro社が開発した「マクロロン®(Makrolon®)」という高品質なポリカーボネートが100%使用されています。
この素材は、軽量でありながら衝撃に非常に強く、防弾ガラスやヘルメットなどにも採用されるほどの頑丈さを誇ります。空港での手荒な扱いや、旅の途中の思わぬ衝撃からも、中の荷物をしっかりと守ってくれるでしょう。
また、ケースのフレーム部分には頑丈なアルミフレーム構造が採用されており、全体の剛性を高めています。デザインのアクセントにもなっている赤いドットのついたロックは、アメリカ旅行の必需品であるTSAロックです。大切な荷物の安全と、デザイン性、そしてタフさを高いレベルで両立させているのが、Floydの大きな魅力と言えます。
用途で選べる大きさのラインナップ

Floydでは、旅のスタイルや期間に合わせて選べる、多彩なサイズのモデルが展開されています。どのモデルを選べば良いか迷ってしまう方のために、主要なトラベルケースのスペックを表にまとめてみました。
モデル名 | 高さ | 横幅 | 奥行き | 容量 | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
FLOYD JUNIOR | 54 cm | 37 cm | 20 cm | 31 L | 4.1 kg |
FLOYD CABIN | 55.5 cm | 39 cm | 23 cm | 41 L | 4.4 kg |
FLOYD CHECK-IN | 70 cm | 45 cm | 25 cm | 61 L | 5.8 kg |
FLOYD BOLD | 80 cm | 41 cm | 36.5 cm | 87 L | 6.4 kg |
FLOYD TRUNK | 78 cm | 50.5 cm | 29 cm | 95 L | 6.8 kg |
各モデルの選び方のポイント
- JUNIOR / CABIN: 1~3泊程度の短期旅行や出張、国内旅行に最適なサイズです。
- CHECK-IN: 4~6泊程度の中期旅行にぴったりの、最も標準的で使いやすいサイズ感です。
- BOLD: 縦長でスリムな形状が特徴のモデル。箱物や高さのある荷物を収納したい場合に重宝します。
- TRUNK: 1週間以上の長期旅行や、荷物が多くなりがちな海外旅行、留学などに安心の大容量モデルです。
このように、用途に応じて細かくサイズが設定されているため、ご自身の旅のスタイルに最適な一台を見つけやすいのが嬉しいですね。
機内持ち込みに対応しているモデル

飛行機での旅行の際、スーツケースを機内に持ち込めるかどうかは重要なポイントですよね。Floydのラインナップの中では、「FLOYD JUNIOR」と「FLOYD CABIN」の2つのモデルが、多くの航空会社で機内持ち込み可能とされるサイズ基準を満たすように設計されています。
JUNIORは31リットル、CABINは41リットルと、コンパクトながら十分な容量を確保しています。短期の出張や週末の旅行であれば、これらのモデル一つで身軽に旅立つことができます。空港で荷物を預ける手間や、到着地で荷物が出てくるのを待つ時間を節約できるのは、大きなメリットです。
ただ、ここで一つ注意点があります。機内持ち込み手荷物のサイズ規定は、航空会社や搭乗クラスによって微妙に異なる場合があります。特にLCC(格安航空会社)などを利用する際は、規定がより厳格なことも考えられます。旅行の計画を立てる際には、念のため、利用する航空会社の公式ウェブサイトで最新の規定を確認しておくことをお勧めします。
実際の口コミやユーザーからの評判

Floydスーツケースを実際に使っている人の声は、購入を検討する上でとても参考になりますよね。ウェブ上のレビュー記事や個人のSNS投稿などを見てみると、やはりそのユニークなデザインに関する評価が非常に多いようです。
「他にはないビビッドなカラーが空港でよく映える」「持っているだけで旅の気分が上がる」といった、デザイン性を称賛する口コミが目立ちます。また、「ウィールの滑りが驚くほどスムーズで、移動が本当に楽になった」という、走行性能の高さを評価する声も数多く見受けられました。
一方で、デメリットや注意点として挙げられているのが価格です。高品質な素材と優れたデザイン性を反映し、価格帯は比較的高めに設定されています。そのため、気軽に購入できる価格ではない、という意見もあります。
また、美しい光沢仕上げのボディは、使い込むうちに細かな傷がついてしまうのは避けられません。これを「旅の味」と捉えるか、気になる点と捉えるかは、人によって意見が分かれるところかもしれませんね。付属のスーツケースカバーを活用するのも一つの手です。
floydスーツケースが購入できる場所

- 全国のポップアップストアが主な取扱店
- 東京の百貨店での開催実績
- 新宿の伊勢丹で新作が先行販売
- まとめ:旅が楽しくなるfloydスーツケース
全国のポップアップストアが主な取扱店

「Floydのスーツケースが欲しいけれど、どこで買えるの?」と思った方も多いかもしれません。実は、現在のところFloydには国内に常設の直営店や取扱店がありません。主な販売チャネルは、公式オンラインストアと、全国の百貨店などで不定期に開催される期間限定のポップアップストアになっています。
実物を直接見て、色合いやサイズ感、ウィールの滑らかさを確かめたいと考えるのが自然ですよね。そのため、ポップアップストアは非常に貴重な機会となります。これまでに、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡といった主要都市の有名百貨店で開催された実績があります。
開催情報は都度更新されるため、購入を検討している方は、Floyd Japanの公式インスタグラム(@floyd.japan)や公式サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。
東京の百貨店での開催実績

前述の通り、ポップアップストアは全国各地で開催されていますが、特に東京の百貨店では開催頻度が高い傾向にあります。ファッション感度の高い人々が集まる都市ということもあり、ブランド側も力を入れていることがうかがえます。
過去には伊勢丹新宿店をはじめ、ジェイアール名古屋タカシマヤ、阪急うめだ本店など、各エリアを代表する百貨店で開催されてきました。これらの店舗では、トラベルケースだけでなく、ボストンバッグやポーチといったアクセサリー類も一緒に展開されることが多く、Floydの世界観を存分に体感できる空間となっています。
もしお住まいの地域や、旅行で訪れる先にポップアップストアの開催予定があれば、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
新宿の伊勢丹で新作が先行販売

数あるポップアップストアの中でも、特に注目すべきなのが伊勢丹新宿店です。ここでは、過去に何度もポップアップストアがオープンしており、Floydにとって日本における重要な拠点の一つと言えるでしょう。
特筆すべきは、2025年春に開催されたポップアップストアです。このとき、縦長デザインの新作「FLOYD BOLD」と、最もコンパクトな「FLOYD JUNIOR」が、国内で初めてお披露目・販売されました。このように、伊勢丹新宿店でのイベントは、ブランドの最新作をいち早く手に取ることができる、ファンにとっては見逃せない機会となることがあります。
通常はオンラインでの販売がメインとなっているFloydですが、実際に触れて、その品質やディテールを確認できるのは大きな魅力です。スタッフの方に直接質問したり、アドバイスをもらったりできるのも、こうした対面販売の場ならではのメリットですね。
まとめ:旅が楽しくなるfloydスーツケース

- Floydは2019年にドイツのミュンヘンで誕生したトラベルケースブランド
- 70年代のカリフォルニア・スケートカルチャーがデザインの着想源
- ブランドの象徴は滑らかに動くスケートボードウィール
- ウィールは別売りセットで好きなカラーにカスタマイズ可能
- 本体は軽量で衝撃に強いポリカーボネート「マクロロン®」製
- 頑丈なアルミフレーム構造で耐久性も高い
- 鍵はアメリカ旅行でも安心のTSAロックを採用
- 短期旅行から長期滞在まで対応する多彩なサイズ展開
- 「JUNIOR」と「CABIN」の2モデルが機内持ち込みに対応
- 航空会社によっては規定が異なるため事前の確認がおすすめ
- デザイン性や走行性能の高さに関する良い口コミが多い
- 価格帯が比較的高価な点がデメリットとして挙げられることも
- 国内での販売は公式オンラインストアと期間限定ポップアップストアが中心
- 東京、大阪、名古屋などの主要都市の百貨店で開催実績あり
- 特に伊勢丹新宿店では新作の先行販売が行われるなど重要な拠点
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