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トルコ旅行が安い理由は?費用と注意点をプロが解説

筆者

「トルコ旅行って、なんだかすごく安そう!」そんなイメージをお持ちではないですか?

確かに、トルコは魅力的な旅行先として知られていますが、実際の費用や現地の事情については、意外と知らないことが多いかもしれませんね。

特に、これから旅行を計画している学生さんや50代の方、そして海外旅行の初心者さんにとっては、費用のことだけでなく、現地の危険や気をつけることについても気になるところだと思います。

また、旅行に最適な安い時期はいつなのか、具体的なモデルコースはどう組めばいいのか、そして、安いと言われる一方で「おすすめしない理由」があるのかどうかも、事前にしっかり把握しておきたいですよね。

この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。トルコ旅行が安いと言われる本当の理由から、最新の物価事情、そして旅行計画で失敗や後悔をしないためのポイントまで、詳しく解説していきますね。

この記事を読むとわかること
  • トルコ旅行が安いと言われる本当の理由
  • 世代別の旅行計画のポイントと注意点
  • 安全に旅を楽しむために知るべきこと
  • 旅行費用を抑える具体的な方法と時期
この記事を書いた人
筆者

こんにちは。hanaです。

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

目次

トルコ旅行が安い理由と費用の目安

トルコ旅行が安い理由と費用の目安
  • トルコ旅行でかかる具体的な費用
  • 航空券が最も安い時期はいつ?
  • 学生におすすめの節約旅行プラン
  • 50代が快適に旅するためのコツ
  • 初心者でもトルコ旅行は楽しめる?

トルコ旅行でかかる具体的な費用

トルコ旅行の費用を考える上で最も大切なのは、「トルコリラ安だから、すべてが安いわけではない」という事実なんです。

確かに為替レートだけを見ると、日本人にとっては非常に有利に感じられます。しかし、現地では急激なインフレ、つまり物価の上昇が続いているため、数年前の情報とは大きく異なっている点に注意が必要ですよ。

筆者

ここでは、航空券、宿泊費、食費、観光費に分けて、現在の費用の実態を詳しく見ていきましょう。

航空券

日本からトルコへの航空券は、旅行費用の中で最も大きな割合を占める部分です。直行便か乗り継ぎ便か、そして旅行時期によって価格は大きく変動します。

一般的に、ターキッシュエアラインズの直行便を利用すると、往復で約16万円から28万円が相場となります。一方、中東やアジアを経由する乗り継ぎ便を選ぶと、10万円台から探すことも可能です。

費用を抑えたい場合は乗り継ぎ便が魅力的ですが、移動に時間がかかるため、現地での滞在時間が短くなるというデメリットも考慮してくださいね。

宿泊費・食費・観光費の相場

現地の滞在費については、項目によってお得感が大きく異なります。特に注意したいのが、近年価格が急騰している観光施設の入場料です。以下の表で、最近の物価の目安をまとめてみました。

項目費用相場の目安(2024-2025年時点)補足情報
宿泊費(1泊)5,000円~30,000円スタンダードなホテル。5つ星など高級ホテルはこれ以上になります。
食費(1日)3,000円~5,000円ローカル食堂なら安く済みますが、観光客向けレストランは高めです。
交通費(1日)500円~1,000円イスタンブールカード利用でバスやトラムは非常に安価です。
アヤソフィア入場料約4,000円以前は無料でしたが、現在は高額になっています。
トプカプ宮殿入場料約7,500円ハレムは別料金の場合があります。
気球ツアー約30,000円~カッパドキアの気球ツアーはシーズンや天候で価格が変動します。

このように、交通費やローカルな食事は今でも安いですが、観光客が必ず訪れるような場所の入場料は、日本の観光地よりも高額になっていることがわかります。

航空券が最も安い時期はいつ?

航空券が最も安い時期はいつ?

トルコ旅行の費用を少しでも抑えたいなら、旅行する時期選びが鍵となります。航空券やホテル代が最も安くなるのは、オフシーズンにあたる冬の11月下旬から2月にかけてです。この時期は観光客が少なくなるため、旅行代金が全体的に下がる傾向にあります。

ただし、冬のトルコは内陸部(特にカッパドキアなど)では雪が降るほど寒く、気候が厳しいという点を忘れてはいけません。

人気のカッパドキアの気球ツアーも、天候が悪化しやすく、中止になる可能性が他の季節より高くなります。

もし、気候の良さと費用のバランスを考えるのであれば、ゴールデンウィーク明けの5月下旬から6月、または夏休みが終わった後の10月あたりが狙い目です。これらは「ショルダーシーズン」と呼ばれ、気候も安定していて過ごしやすく、トップシーズンよりは費用を抑えて旅行を楽しめますよ。

学生におすすめの節約旅行プラン

時間はあるけれど予算は限られている、という学生さんにとって、トルコは工夫次第でとても魅力的な旅行先になります。節約のポイントは、宿泊施設と食事、そして移動手段の3つです。

まず宿泊ですが、ホテルではなくホステルやゲストハウスを利用するのがおすすめです。ドミトリー(相部屋)であれば1泊数千円で泊まることができ、宿泊費を劇的に抑えられます。また、世界中から集まる旅行者との交流が生まれるのも、ホステルならではの魅力ですね。

食事は、観光客向けのレストランを避けて、地元の人たちが利用する「ロカンタ」と呼ばれる大衆食堂や、屋台のケバブサンド、サバサンドなどを積極的に利用しましょう。安くて美味しいトルコグルメを堪能できます。スーパーでパンやフルーツを買って、簡単な朝食や昼食にするのも良い方法です。

そして移動は、イスタンブールカードをフル活用して、バスやトラム、フェリーを乗りこなしましょう。都市間の長距離移動には、時間はかかりますが飛行機よりずっと安い夜行バスという選択肢もあります。

50代が快適に旅するためのコツ

50代が快適に旅するためのコツ

体力的な負担を減らし、ゆったりとトルコの文化や歴史を楽しみたい50代の方には、安さだけを追求しない旅行計画が大切です。

まず、航空便は少し価格が上がっても直行便を選ぶことをおすすめします。長時間のフライトと乗り継ぎの疲れは、その後の旅程に大きく影響しますからね。ホテルも、立地の良さを重視しましょう。観光地の中心部に宿をとることで、移動時間を短縮でき、疲れを感じた時にすぐに部屋に戻って休憩することもできます。

また、トルコ国内の移動が多い周遊旅行では、無理なバス移動を避け、国内線の飛行機を積極的に利用するのが賢明です。例えば、イスタンブールからカッパドキアへの移動は、夜行バスだと10時間以上かかりますが、飛行機なら約1時間半で到着します。

食事に関しても、毎食ローカルフードというよりは、時には雰囲気の良いレストランでゆっくりとトルコ料理を味わう時間も大切にしたいですね。

安価なパッケージツアーの中には、過密なスケジュールでバス移動が長いものも多いので、内容をよく吟味するか、少し高くても専用車と日本語ガイドが付くプライベートツアーを検討するのも一つの方法です。

初心者でもトルコ旅行は楽しめる?

アジアとヨーロッパの文化が融合したエキゾチックな雰囲気を持つトルコは、海外旅行初心者さんにとっても、忘れられない体験ができる国です。ただ、初めての場所で不安を感じることもありますよね。

一番のおすすめは、やはり旅行会社のパッケージツアーを利用することです。

航空券やホテルの手配はもちろん、空港からホテルへの送迎や、観光地への移動もすべて含まれているため、個人で手配する手間や不安がありません。

特に日本語ガイドが同行するツアーであれば、歴史的な建造物の解説を聞きながら深く理解できますし、レストランでの注文や買い物の際もサポートしてくれるので安心感が違います。

もし個人旅行に挑戦してみたい場合は、まずはイスタンブール一都市に絞って滞在するのが良いかもしれません。イスタンブールは公共交通機関が発達していて、主要な観光スポットも比較的まとまっているので、初心者でも計画を立てやすいですよ。

事前に現地の交通事情や文化について少し調べておくだけで、旅の楽しさがぐっと増すはずです。

安い理由の裏にあるトルコ旅行の注意点

安い理由の裏にあるトルコ旅行の注意点
  • 安くてもおすすめしない理由とは?
  • トルコ旅行に潜む危険と対策
  • 現地で絶対に気をつけること
  • おすすめの周遊モデルコースを紹介
  • トルコ旅行の安い理由と計画のコツ

安くてもおすすめしない理由とは?

トルコ旅行が安いというイメージだけで計画を進めてしまうと、現地でがっかりしてしまうかもしれません。実は、安さの裏にはいくつかの注意点があり、これを知らないと「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう可能性があります。

最大の理由は、前述の通り、急激なインフレです。トルコリラ安の恩恵以上に物価が上がっているため、特に観光地の入場料やレストランの価格は、もはや「安い」とは言えない水準になっています。むしろ、食費に関しては「日本よりコストパフォーマンスが悪い」と感じる場面もあるかもしれません。

また、格安のパッケージツアーにも注意が必要です。なぜあんなに安いのかというと、長時間のバス移動が多かったり、食事の質が低かったり、興味のない土産物屋に何度も連れて行かれたり、といった「からくり」があるからです。

特に、ツアー料金に含まれるショッピングの時間で、旅行会社は土産物屋からマージン(紹介料)を得ています。これによりツアー代金を安く設定できるのですが、旅行者にとっては貴重な観光時間を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

トルコ旅行に潜む危険と対策

トルコは基本的に親日的で、多くの人々がフレンドリーですが、どの国にも危険は存在します。特に観光客が狙われやすいトラブルについて知っておき、事前に対策を立てておくことが大切です。

スリ・置き引き

イスタンブールのグランドバザールやエジプシャンバザール、トラムの車内など、人が混雑する場所ではスリや置き引きが多発しています。バッグは必ず体の前で抱えるように持ち、貴重品は服の下に隠せるセキュリティポーチに入れるなどの対策をしましょう。レストランで席を立つ際に、スマートフォンや荷物を置いたままにするのは絶対に避けてくださいね。

絨毯店などでの詐欺まがいの勧誘

「日本語を勉強している」「お茶でも飲んでいかないか」などと親しげに話しかけてきて、最終的に高価な絨毯や革製品を強引に売りつけようとするケースがあります。

スルタンアフメット周辺など、観光客が多いエリアでは特に注意が必要です。親切心から話を聞いていると、断りづらい雰囲気にされてしまうことも。興味がなければ、はっきりと断る勇気を持ちましょう。

現地で絶対に気をつけること

現地で絶対に気をつけること

安全に楽しく旅行するために、危険というほどではなくても、現地で気をつけておきたい習慣やマナーがいくつかあります。

一つ目は、モスクを訪れる際の服装です。イスラム教の神聖な場所であるモスクでは、肌の露出は避けるのがマナーです。特に女性は、半袖やショートパンツでは入場できません。

スカーフで髪を隠す必要もあります。多くの観光モスクでは、入り口でスカーフや体を覆う布を貸してくれますが、念のため自分で一枚ストールなどを持参すると便利ですよ。

二つ目は、交通事情です。トルコでは歩行者優先という考えがあまり浸透しておらず、車の運転も荒いことが多いです。道を渡る際は、信号が青でも車が来ていないか左右をしっかり確認する習慣をつけましょう。

三つ目は、水です。トルコの水道水は飲むことができませんので、必ずミネラルウォーターを購入してください。スーパーやキオスクで非常に安く手に入ります。レストランで出される水も、有料のボトルウォーターか確認すると安心です。

おすすめの周遊モデルコースを紹介

トルコの魅力を満喫するなら、やはり複数の都市を巡る周遊旅行がおすすめです。ここでは、初心者でも楽しめる王道のモデルコースをご紹介しますね。

8日間で巡る王道コース(イスタンブール&カッパドキア)

  • 1日目: 日本からイスタンブールへ。深夜に到着し、ホテルへ移動。
  • 2日目: イスタンブール歴史地区観光(アヤソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿など)。
  • 3日目: ボスポラス海峡クルーズやグランドバザールでショッピング。夜、国内線でカッパドキアへ移動。
  • 4日目: 早朝、カッパドキアで気球ツアーに参加。その後、ギョレメ屋外博物館や奇岩群を見学。洞窟ホテルに宿泊。
  • 5日目: カイマクルなどの地下都市を見学。午後、国内線でイスタンブールへ戻る。
  • 6日目: イスタンブール新市街を散策(ガラタ塔、イスティクラル通りなど)。
  • 7日目: 出発まで自由時間。夜の便で日本へ。
  • 8日目: 日本に到着。

このコースのポイントは、長距離移動に国内線の飛行機を使うことです。イスタンブールとカッパドキア間はバスで約10時間以上かかりますが、飛行機なら約1時間半です。時間を有効に使うことで、各都市での滞在時間を十分に確保でき、体力的にも余裕が生まれます。

トルコ旅行の安い理由と計画のコツ

  • トルコ旅行の安さは為替レートの恩恵が大きい
  • ただし現地では急激なインフレが進行中
  • 観光地の入場料は数年前より大幅に値上がりしている
  • 水や公共交通機関の料金は今でも非常に安い
  • 食費は店を選べば安く抑えられる
  • 安い時期は冬だが天候には注意が必要
  • 気候と費用のバランスが良いのは5月下旬~6月や10月
  • 学生はホステルや夜行バスの利用で費用を節約できる
  • 50代以上は直行便や国内線利用で快適さを優先するのがおすすめ
  • 初心者はパッケージツアーを利用すると安心
  • 格安ツアーは土産物屋に寄る時間が長いなどデメリットも
  • 人が多い場所ではスリや置き引きに注意
  • 親しげな客引きには毅然とした態度で断ること
  • モスクでは肌の露出を避ける服装を心がける
  • 水道水は飲まず必ずミネラルウォーターを購入する
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