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シンガポールフードコート完全ガイド!おすすめからマナー、ホーカーまで解説

シンガポール旅行の楽しみといえば、やっぱりグルメですよね。

中でもフードコートは、活気あふれる雰囲気の中で、安くておいしいローカルフードが味わえる魅力的なスポットです。

ただ、初めてだと「ホーカーズと何が違うの?」「どんなメニューがあるの?」「注文のマナーや支払い方法が分からなくて不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

特に、せっかくなら失敗や後悔なく、地元の人に交じって人気の屋台の味を楽しみたいもの。

この記事では、シンガポールのフードコートの基本から、旅行者におすすめのスポット、代表的な食べ物まで、あなたの疑問をまるっと解決します。

筆者

これを読めば、もう何も怖くありません!自信を持ってフードコートでの食事を楽しめるようになりますよ!

この記事を書いた人
筆者

こんにちは。hanaです。

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

この記事を読むとわかること
  • フードコートとホーカーズの基本的な違い
  • 初心者でも安心の注文方法と支払いルール
  • 知っておくとスマートな現地のテーブルマナー
  • 絶対に外せない人気メニューとおすすめの場所
目次

シンガポールのフードコート利用完全ガイド

シンガポールのフードコート利用完全ガイド
  • ホーカーズとホーカーの食べ物との違いは?
  • 初心者でも簡単な注文方法と支払いルール
  • フードコートで知っておきたいテーブルマナー
  • これだけは押さえたい代表的な人気メニュー
  • 料金表示「++」の意味と注意点

ホーカーズとホーカーの食べ物との違いは?

ホーカーズとホーカーの食べ物との違いは?

シンガポールでローカルフードを楽しむ場所としてよく名前が挙がるのが「フードコート」と「ホーカーズ」です。どちらも屋台が集まった食事施設ですが、いくつか違いがあるので、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

フードコートの多くは、ショッピングモールの中に併設されている屋内型の施設です。このため、最大のメリットは冷房が効いた快適な環境で食事ができること。赤道直下のシンガポールでは、この涼しさは本当にありがたいですよね。また、モール内にあるため非常に清潔で、衛生面が気になる方や小さなお子様連れでも安心して利用できます。

一方のホーカーズは、もともと街中にあった露天商を政府が衛生管理のために一箇所に集めたのが始まりです。多くは半屋外の建物で、ローカル感あふれる活気と雰囲気を存分に味わえるのが魅力です。フードコートに比べて店舗数が圧倒的に多く、中には200以上の屋台が集まる巨大なホーカーズも。選択肢の多さはホーカーズの大きな強みと言えます。

それぞれの特徴を下の表にまとめてみました。

スクロールできます
特徴フードコートホーカーズ
場所ショッピングモール内(屋内)独立した建物(半屋外が多い)
雰囲気近代的、清潔、テーマ性のある内装ローカル、活気がある、昔ながらの雰囲気
快適さ冷房完備で涼しい冷房なしが多く、暑いことも
衛生面非常に清潔政府により管理されているが、清潔さは施設による
店舗数10~30軒程度(厳選された人気店が多い)数十~200軒以上と非常に多い
価格帯ホーカーズより若干高め非常にリーズナブル

どちらが良いというわけではなく、例えば「買い物のついでに快適な場所で手軽に食事をしたい」ならフードコート、「アジアらしい熱気を感じながら、たくさんの選択肢からB級グルメを探したい」ならホーカーズがぴったりです。提供される食べ物の種類に大きな差はありませんが、それぞれの魅力を理解して、旅のプランに取り入れてみてくださいね。

初心者でも簡単な注文方法と支払いルール

初心者でも簡単な注文方法と支払いルール

フードコートでの注文は、実はとってもシンプル。いくつかのステップさえ覚えてしまえば、誰でも簡単にローカルフードを味わえますよ。

まずは席の確保から

特にランチタイムなどの混雑時は、料理を注文する前に席を確保するのがシンガポール流です。空いているテーブルを見つけたら、ポケットティッシュやハンカチなどを置いて場所取りをします。これは「チョープ(Chope)」と呼ばれるシンガポール独特の文化で、地元の人たちの間では当たり前の習慣になっています。ただし、貴重品は絶対に置かないように注意してくださいね。

屋台を選んで注文

席を確保したら、たくさんの屋台(ストール)を巡って食べたいものを探しましょう。ほとんどの屋台には写真付きのメニューが大きく掲示されているので、指差しで「This one, please」と伝えれば大丈夫です。メニューに番号があれば、「Number one, please」のように伝えると、よりスムーズに注文できます。

注文時には、店員さんから「Having here or take away?(ここで食べる?持ち帰り?)」と聞かれることがよくあります。早口で「ハビンヒア?テイカウェイ?」のように聞こえるかもしれませんが、ここで食べる場合は「Having here」または単に「Here」と答えればOKです。

支払いと受け取り

支払いは、注文したその場で済ませるのが基本です。フードコートではクレジットカードが使えるお店も増えていますが、小さな屋台では現金のみの場合も少なくありません。そのため、少額の現金(10ドル札や5ドル札、コインなど)を用意しておくと安心ですよ。

支払いが終わると、料理が提供されます。お店によってはブザーを渡され、鳴ったら取りに行くセルフサービス形式の場合もあります。トレイを受け取ったら、自分で確保した席に運んで食事を楽しみましょう。

このように、流れさえ分かってしまえば何も難しいことはありません。最初は少しドキドキするかもしれませんが、勇気を出して飛び込んでみてくださいね。

フードコートで知っておきたいテーブルマナー

フードコートで知っておきたいテーブルマナー

シンガポールのフードコートを気持ちよく利用するためには、いくつか知っておくと良いマナーや習慣があります。これらを覚えておけば、あなたもすっかりローカル気分を味わえますよ。

まず、前述の通り、席を確保する「チョープ」は大切な文化です。誰かがティッシュを置いているテーブルは、すでに使用中というサインなので、座らないようにしましょう。混雑している時間帯は、知らない人と相席になることもよくあります。これもシンガポールではごく自然な光景なので、気軽に「ここ、座ってもいいですか?」と声をかけてみてください。

食事が終わった後の片付けも大切なポイントです。フードコート内には、食器やトレイを返却するための専用ステーションが設けられています。最近では法律でセルフリターンが義務化されており、自分で片付けるのがルールとなっています。

この返却ステーションは、「Halal(ハラル)」と「Non-Halal(ノンハラル)」に分かれていることがほとんどです。ハラルはイスラム教の教えに則った食事のことで、豚肉などを使用していない料理を指します。自分が食べた料理がどちらか分からなくても、大抵はトレイの色や食器で分かるようになっています。もし迷ったら、周りの人の様子を参考にしてみましょう。テーブルにゴミを残さず、次に使う人が気持ちよく使えるようにするのがスマートなマナーですね。

ちなみに、ほとんどのフードコートでは、テーブルにティッシュや紙ナプキンが備え付けられていません。食事中に口や手を拭きたくなることもあるので、日本から持参したポケットティッシュが活躍します。このように、いくつかの小さな習慣を覚えておくだけで、より快適にフードコートでの食事を楽しめます。

これだけは押さえたい代表的な人気メニュー

これだけは押さえたい代表的な人気メニュー

フードコートには、シンガポールの食文化を代表するような、おいしいメニューがたくさんそろっています。ここでは、初めて訪れる方にぜひ試してほしい、定番の人気メニューをいくつかご紹介しますね。

海南鶏飯(ハイナンチキンライス)

シンガポールグルメの代名詞とも言える一品です。鶏のスープで炊き込んだ風味豊かなご飯の上に、しっとりと柔らかく茹でられた鶏肉がのっています。チリソース、ダークソイソース(甘い醤油)、生姜のソースをお好みでつけて味の変化を楽しみます。鶏肉は蒸した「スチーム」と、皮をパリッと焼いた「ロースト」から選べるお店も多いですよ。

ラクサ

ココナッツミルクをベースにした、少しスパイシーでクリーミーなスープが特徴の麺料理です。エビや貝、油揚げ、かまぼこなど、具材もたっぷり。米粉で作られた麺は短くカットされていることが多く、箸ではなくレンゲですくって食べるのが一般的です。見た目ほど辛くなく、濃厚な旨味とコクがやみつきになります。

ホッケンミー

エビの出汁が効いたスープで、卵麺と米麺の2種類の麺を炒め煮にした料理です。エビやイカ、豚肉、ニラなどが入っており、魚介の旨味が麺にぎゅっと染み込んでいます。添えられたライムを搾ったり、サンバルチリを加えたりすると、また違った味わいになります。日本人の口にも合いやすい、優しい味わいの一品です。

バクテー(肉骨茶)

骨付きの豚肉を、ニンニクや様々なスパイス、ハーブと一緒にじっくり煮込んだスープ料理です。胡椒が効いたクリアなスープの「潮州式」と、醤油ベースで漢方の風味が豊かな「福建式」がありますが、シンガポールでは潮州式が主流です。柔らかく煮込まれたお肉は絶品で、スープをご飯にかけて食べるのもおすすめです。

これらのメニューは、ほとんどのフードコートで見つけることができます。まずは定番から試してみて、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれませんね。

料金表示「++」の意味と注意点

料金表示「++」の意味と注意点

シンガポールのレストランで食事をした後、メニューの料金と請求額が違っていて驚いた、という経験をしたことがあるかもしれません。これは、シンガポール独特の料金表示「++(プラスプラス)」が関係しています。

この「++」は、消費税(GST)とサービス料を意味しています。

一つ目の「+」は「GST(Goods & Services Tax)」で、日本の消費税にあたるものです。現在の税率は8%です。

二つ目の「+」は「サービス料」で、料金の10%が加算されます。

つまり、レストランのメニューに「$20++」と書かれていた場合、実際にはGST 8%とサービス料10%を加えた合計18%が上乗せされ、お会計は$23.60になる計算です。このルールを知らないと、少し損をした気分になってしまうかもしれませんね。

ただし、この「++」表記は主にレストランで使われるものです。今回ご紹介しているフードコートやホーカーズでは、基本的にメニューに表示されている価格が支払う金額そのものです。追加料金がないので、安心して食事を楽しめるのは嬉しいポイントです。

一方で、レストランの中には注意が必要なケースも。シーフードレストランなどで、料金が「時価(Market Price)」と表示されている場合があります。こうした場合、注文する前に必ず店員さんに「今日の値段はいくらですか?」と確認することをおすすめします。確認しないまま注文すると、後で予想外の高額請求をされてしまう可能性もゼロではありません。

シンガポールの料金システムを少し理解しておくだけで、こうした不安を解消できます。フードコートでは表示価格通り、レストランでは「++」に注意、と覚えておくと良いでしょう。

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オーチャードエリアの人気フードコート3選

オーチャードエリアの人気フードコート3選

シンガポールのショッピングの中心地、オーチャード・ロード周辺には、買い物途中のランチやディナーに便利な、きれいでモダンなフードコートがたくさんあります。ここでは、特におすすめの3つをご紹介します。

Food Opera @ ION Orchard

IONオーチャードの地下4階にある、高級感あふれるフードコートです。シャンデリアが輝き、アート作品のようなオブジェが飾られた空間は、まるでレストランのよう。シンガポールの有名店が数多く出店しており、チキンライスで有名な「サージェント」や、バクテーの「バレスティア」など、名店の味を一度に楽しめます。少し落ち着いた雰囲気で食事をしたい方におすすめです。

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