シンガポール旅行の楽しみといえば、やっぱりグルメですよね。
中でもフードコートは、活気あふれる雰囲気の中で、安くておいしいローカルフードが味わえる魅力的なスポットです。
ただ、初めてだと「ホーカーズと何が違うの?」「どんなメニューがあるの?」「注文のマナーや支払い方法が分からなくて不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、せっかくなら失敗や後悔なく、地元の人に交じって人気の屋台の味を楽しみたいもの。
この記事では、シンガポールのフードコートの基本から、旅行者におすすめのスポット、代表的な食べ物まで、あなたの疑問をまるっと解決します。

これを読めば、もう何も怖くありません!自信を持ってフードコートでの食事を楽しめるようになりますよ!
- フードコートとホーカーズの基本的な違い
- 初心者でも安心の注文方法と支払いルール
- 知っておくとスマートな現地のテーブルマナー
- 絶対に外せない人気メニューとおすすめの場所
シンガポールのフードコート利用完全ガイド


- ホーカーズとホーカーの食べ物との違いは?
- 初心者でも簡単な注文方法と支払いルール
- フードコートで知っておきたいテーブルマナー
- これだけは押さえたい代表的な人気メニュー
- 料金表示「++」の意味と注意点
ホーカーズとホーカーの食べ物との違いは?


シンガポールでローカルフードを楽しむ場所としてよく名前が挙がるのが「フードコート」と「ホーカーズ」です。どちらも屋台が集まった食事施設ですが、いくつか違いがあるので、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
フードコートの多くは、ショッピングモールの中に併設されている屋内型の施設です。このため、最大のメリットは冷房が効いた快適な環境で食事ができること。赤道直下のシンガポールでは、この涼しさは本当にありがたいですよね。また、モール内にあるため非常に清潔で、衛生面が気になる方や小さなお子様連れでも安心して利用できます。
一方のホーカーズは、もともと街中にあった露天商を政府が衛生管理のために一箇所に集めたのが始まりです。多くは半屋外の建物で、ローカル感あふれる活気と雰囲気を存分に味わえるのが魅力です。フードコートに比べて店舗数が圧倒的に多く、中には200以上の屋台が集まる巨大なホーカーズも。選択肢の多さはホーカーズの大きな強みと言えます。
それぞれの特徴を下の表にまとめてみました。
特徴 | フードコート | ホーカーズ |
場所 | ショッピングモール内(屋内) | 独立した建物(半屋外が多い) |
雰囲気 | 近代的、清潔、テーマ性のある内装 | ローカル、活気がある、昔ながらの雰囲気 |
快適さ | 冷房完備で涼しい | 冷房なしが多く、暑いことも |
衛生面 | 非常に清潔 | 政府により管理されているが、清潔さは施設による |
店舗数 | 10~30軒程度(厳選された人気店が多い) | 数十~200軒以上と非常に多い |
価格帯 | ホーカーズより若干高め | 非常にリーズナブル |
どちらが良いというわけではなく、例えば「買い物のついでに快適な場所で手軽に食事をしたい」ならフードコート、「アジアらしい熱気を感じながら、たくさんの選択肢からB級グルメを探したい」ならホーカーズがぴったりです。提供される食べ物の種類に大きな差はありませんが、それぞれの魅力を理解して、旅のプランに取り入れてみてくださいね。
初心者でも簡単な注文方法と支払いルール


フードコートでの注文は、実はとってもシンプル。いくつかのステップさえ覚えてしまえば、誰でも簡単にローカルフードを味わえますよ。
まずは席の確保から
特にランチタイムなどの混雑時は、料理を注文する前に席を確保するのがシンガポール流です。空いているテーブルを見つけたら、ポケットティッシュやハンカチなどを置いて場所取りをします。これは「チョープ(Chope)」と呼ばれるシンガポール独特の文化で、地元の人たちの間では当たり前の習慣になっています。ただし、貴重品は絶対に置かないように注意してくださいね。
屋台を選んで注文
席を確保したら、たくさんの屋台(ストール)を巡って食べたいものを探しましょう。ほとんどの屋台には写真付きのメニューが大きく掲示されているので、指差しで「This one, please」と伝えれば大丈夫です。メニューに番号があれば、「Number one, please」のように伝えると、よりスムーズに注文できます。
注文時には、店員さんから「Having here or take away?(ここで食べる?持ち帰り?)」と聞かれることがよくあります。早口で「ハビンヒア?テイカウェイ?」のように聞こえるかもしれませんが、ここで食べる場合は「Having here」または単に「Here」と答えればOKです。
支払いと受け取り
支払いは、注文したその場で済ませるのが基本です。フードコートではクレジットカードが使えるお店も増えていますが、小さな屋台では現金のみの場合も少なくありません。そのため、少額の現金(10ドル札や5ドル札、コインなど)を用意しておくと安心ですよ。
支払いが終わると、料理が提供されます。お店によってはブザーを渡され、鳴ったら取りに行くセルフサービス形式の場合もあります。トレイを受け取ったら、自分で確保した席に運んで食事を楽しみましょう。
このように、流れさえ分かってしまえば何も難しいことはありません。最初は少しドキドキするかもしれませんが、勇気を出して飛び込んでみてくださいね。
フードコートで知っておきたいテーブルマナー


シンガポールのフードコートを気持ちよく利用するためには、いくつか知っておくと良いマナーや習慣があります。これらを覚えておけば、あなたもすっかりローカル気分を味わえますよ。
まず、前述の通り、席を確保する「チョープ」は大切な文化です。誰かがティッシュを置いているテーブルは、すでに使用中というサインなので、座らないようにしましょう。混雑している時間帯は、知らない人と相席になることもよくあります。これもシンガポールではごく自然な光景なので、気軽に「ここ、座ってもいいですか?」と声をかけてみてください。
食事が終わった後の片付けも大切なポイントです。フードコート内には、食器やトレイを返却するための専用ステーションが設けられています。最近では法律でセルフリターンが義務化されており、自分で片付けるのがルールとなっています。
この返却ステーションは、「Halal(ハラル)」と「Non-Halal(ノンハラル)」に分かれていることがほとんどです。ハラルはイスラム教の教えに則った食事のことで、豚肉などを使用していない料理を指します。自分が食べた料理がどちらか分からなくても、大抵はトレイの色や食器で分かるようになっています。もし迷ったら、周りの人の様子を参考にしてみましょう。テーブルにゴミを残さず、次に使う人が気持ちよく使えるようにするのがスマートなマナーですね。
ちなみに、ほとんどのフードコートでは、テーブルにティッシュや紙ナプキンが備え付けられていません。食事中に口や手を拭きたくなることもあるので、日本から持参したポケットティッシュが活躍します。このように、いくつかの小さな習慣を覚えておくだけで、より快適にフードコートでの食事を楽しめます。
これだけは押さえたい代表的な人気メニュー


フードコートには、シンガポールの食文化を代表するような、おいしいメニューがたくさんそろっています。ここでは、初めて訪れる方にぜひ試してほしい、定番の人気メニューをいくつかご紹介しますね。
海南鶏飯(ハイナンチキンライス)
シンガポールグルメの代名詞とも言える一品です。鶏のスープで炊き込んだ風味豊かなご飯の上に、しっとりと柔らかく茹でられた鶏肉がのっています。チリソース、ダークソイソース(甘い醤油)、生姜のソースをお好みでつけて味の変化を楽しみます。鶏肉は蒸した「スチーム」と、皮をパリッと焼いた「ロースト」から選べるお店も多いですよ。
ラクサ
ココナッツミルクをベースにした、少しスパイシーでクリーミーなスープが特徴の麺料理です。エビや貝、油揚げ、かまぼこなど、具材もたっぷり。米粉で作られた麺は短くカットされていることが多く、箸ではなくレンゲですくって食べるのが一般的です。見た目ほど辛くなく、濃厚な旨味とコクがやみつきになります。
ホッケンミー
エビの出汁が効いたスープで、卵麺と米麺の2種類の麺を炒め煮にした料理です。エビやイカ、豚肉、ニラなどが入っており、魚介の旨味が麺にぎゅっと染み込んでいます。添えられたライムを搾ったり、サンバルチリを加えたりすると、また違った味わいになります。日本人の口にも合いやすい、優しい味わいの一品です。
バクテー(肉骨茶)
骨付きの豚肉を、ニンニクや様々なスパイス、ハーブと一緒にじっくり煮込んだスープ料理です。胡椒が効いたクリアなスープの「潮州式」と、醤油ベースで漢方の風味が豊かな「福建式」がありますが、シンガポールでは潮州式が主流です。柔らかく煮込まれたお肉は絶品で、スープをご飯にかけて食べるのもおすすめです。
これらのメニューは、ほとんどのフードコートで見つけることができます。まずは定番から試してみて、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれませんね。
料金表示「++」の意味と注意点


シンガポールのレストランで食事をした後、メニューの料金と請求額が違っていて驚いた、という経験をしたことがあるかもしれません。これは、シンガポール独特の料金表示「++(プラスプラス)」が関係しています。
この「++」は、消費税(GST)とサービス料を意味しています。
一つ目の「+」は「GST(Goods & Services Tax)」で、日本の消費税にあたるものです。現在の税率は8%です。
二つ目の「+」は「サービス料」で、料金の10%が加算されます。
つまり、レストランのメニューに「$20++」と書かれていた場合、実際にはGST 8%とサービス料10%を加えた合計18%が上乗せされ、お会計は$23.60になる計算です。このルールを知らないと、少し損をした気分になってしまうかもしれませんね。
ただし、この「++」表記は主にレストランで使われるものです。今回ご紹介しているフードコートやホーカーズでは、基本的にメニューに表示されている価格が支払う金額そのものです。追加料金がないので、安心して食事を楽しめるのは嬉しいポイントです。
一方で、レストランの中には注意が必要なケースも。シーフードレストランなどで、料金が「時価(Market Price)」と表示されている場合があります。こうした場合、注文する前に必ず店員さんに「今日の値段はいくらですか?」と確認することをおすすめします。確認しないまま注文すると、後で予想外の高額請求をされてしまう可能性もゼロではありません。
シンガポールの料金システムを少し理解しておくだけで、こうした不安を解消できます。フードコートでは表示価格通り、レストランでは「++」に注意、と覚えておくと良いでしょう。
おすすめのシンガポールフードコートと名物屋台


- オーチャードエリアの人気フードコート3選
- マリーナベイ周辺の景色も楽しめるスポット
- チャイナタウンで訪れたいフードコート
- 行列のできるおすすめの人気屋台を紹介
- 地元の味を堪能できるローカルフードコート
オーチャードエリアの人気フードコート3選


シンガポールのショッピングの中心地、オーチャード・ロード周辺には、買い物途中のランチやディナーに便利な、きれいでモダンなフードコートがたくさんあります。ここでは、特におすすめの3つをご紹介します。
Food Opera @ ION Orchard
IONオーチャードの地下4階にある、高級感あふれるフードコートです。シャンデリアが輝き、アート作品のようなオブジェが飾られた空間は、まるでレストランのよう。シンガポールの有名店が数多く出店しており、チキンライスで有名な「サージェント」や、バクテーの「バレスティア」など、名店の味を一度に楽しめます。少し落ち着いた雰囲気で食事をしたい方におすすめです。
Tangs Food Market
老舗デパート「Tangs(タングス)」の地下にあるフードコートです。ここのラクサは、ココナッツミルクが控えめのあっさりとした「スンゲイ・ロード・ラクサ」スタイルで、ローカルに人気があります。こってりしたラクサが苦手な方でも、ここのラクサなら美味しくいただけるかもしれません。他にも、フィッシュボールヌードルなど、シンガポールの定番料理がそろっています。
Food Republic @ 313@somerset
若者に人気のショッピングモール「313@サマセット」の5階にある、広々としたフードコートです。吹き抜けから光が差し込む開放的な空間が特徴で、約1000席という座席数の多さも魅力。刀削麺が人気の「清香館」や、フライド・ホッケン・ミーの「タイホン」など、行列のできる人気店が集まっています。活気のある雰囲気の中で、様々な料理を試したい方にぴったりです。
マリーナベイ周辺の景色も楽しめるスポット


マリーナベイ・サンズやマーライオンなど、シンガポールの象徴的な景色を眺めながら食事ができるフードコートは、旅行の思い出をより特別なものにしてくれます。ここでは、絶景が楽しめるフードコートを2つご紹介しますね。
Makansutra Gluttons Bay(マカンストラ・グラトンズ・ベイ)
マリーナ湾のすぐそば、エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイの隣にある屋外フードコート(ホーカーズ)です。ここは、シンガポールの著名なグルメ評論家が厳選した名店だけが集まっているのが特徴。チリクラブやサテー、オイスターオムレツなど、どれもレベルの高い料理ばかりです。
何と言っても、マリーナベイ・サンズを目の前に望むそのロケーションは最高です。夕方からオープンし、夜風に吹かれながらきらめく夜景とともに食事を楽しむ時間は、まさに至福のひととき。週末は深夜まで営業しているので、夜遅くに小腹が空いたときにも頼りになる存在です。
The Gallerie(ザ・ギャラリー)
マリーナ・スクエアというショッピングモールの4階にあるフードコートです。南側の壁が全面ガラス張りになっており、こちらもマリーナベイ・サンズや高層ビル群を一望できる素晴らしいパノラマビューが広がっています。
屋内なので冷房が効いていて、快適な環境で景色と食事を両方楽しめるのが嬉しいポイントです。ホッケンミーやフィッシュヘッドカレーなど、シンガポールの定番料理の屋台がそろっており、この絶好のロケーションでありながら、手頃な価格で食事ができます。昼間に訪れても、夜に訪れても、それぞれ違った景色が楽しめる、穴場的なスポットと言えるかもしれません。
チャイナタウンで訪れたいフードコート


多文化国家シンガポールの中でも、特に食文化が色濃く感じられるのがチャイナタウンです。このエリアには、活気あふれる有名なフードコートやホーカーズが点在しています。
Maxwell Food Centre(マックスウェル・フードセンター)
地元の人にも観光客にも絶大な人気を誇る、チャイナタウンを代表するホーカーズです。100以上の屋台がひしめき合い、常に多くの人々で賑わっています。ここの一番の有名店は、何と言ってもチキンライスの「天天海南鶏飯」。ミシュラン・ビブグルマンにも選ばれたその味を求めて、いつも長い行列ができています。他にも、おかゆやフィッシュスープなど、安くて美味しい中華系の料理がたくさん見つかりますよ。
Chinatown Complex Food Centre(チャイナタウン・コンプレックス・フードセンター)
シンガポールで最大規模を誇るホーカーズで、その屋台の数はなんと260以上。ローカルな雰囲気が非常に強く、地元の人々の日常生活を垣間見ることができます。ここには、世界で初めてミシュランの一つ星を獲得した屋台として有名な「Hawker Chan(香港油鶏飯麺)」があります。信じられないほど手頃な価格で、星付きの味を体験できるのはここならではの魅力です。
Chinatown Food Street(チャイナタウン・フード・ストリート)
スミス・ストリートという通りを改装して作られた、オープンエアのフードコートです。ガラスの屋根が設置されているため、天候を気にせず食事を楽しめます。他のホーカーズに比べて非常に清潔感があり、観光客向けに整備されている印象です。サテー(串焼き)やローストダックなど、様々な中華料理の屋台が並び、夜遅くまで賑わいを見せています。チャイナタウンの散策の途中に、気軽に立ち寄るのに便利な場所です。
行列のできるおすすめの人気屋台を紹介


フードコートやホーカーズで美味しいお店を見つける一番簡単な方法は、ずばり「行列ができているお店に並ぶこと」です。地元の人たちが並んででも食べたい味は、間違いなく美味しい証拠ですよね。ここでは、データベースの中から特に行列の絶えない人気屋台をいくつかご紹介します。
天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)
前述の通り、マックスウェル・フードセンターにあるチキンライスの超有名店です。その人気は国内にとどまらず、世界中の美食家を惹きつけてやみません。人気の秘訣は、驚くほどしっとりと仕上げられたチキンと、鶏の旨味がしっかり染み込んだご飯の完璧なコンビネーションにあります。ランチタイムには1時間待ちも覚悟する必要がありますが、並んで食べる価値は十分にあります。
Sungei Road Laksa(スンゲイ・ロード・ラクサ)
ジャラン・ベサ地区にある、ラクサの専門店です。ここの特徴は、昔ながらの炭火でスープを温めていること。これにより、ココナッツミルクのスープに独特の香ばしさが加わり、他では味わえないマイルドでクリーミーな一杯が生まれます。メニューはラクサ一つのみで、価格も非常にリーズナブル。食事時を外しても常に行列ができていますが、回転は比較的早いですよ。
Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice and Noodle(香港油鶏飯麺)
チャイナタウン・コンプレックス・フードセンターにあり、ミシュラン一つ星を獲得したことで一躍有名になった屋台です。店名の通り、醤油だれで煮込んだチキンが名物で、ご飯または麺と一緒に提供されます。驚くのはその価格。ミシュラン星付きの料理が、数ドルという信じられない安さで味わえます。こちらも世界中から食通が集まるため、長蛇の列は必至です。
これらの屋台は、シンガポールの食文化のレベルの高さを象徴する存在です。時間に余裕があれば、ぜひ行列に加わって、その評判の味を確かめてみてくださいね。
地元の味を堪能できるローカルフードコート


観光客向けの有名なフードコートも良いですが、地元の人々が日常的に利用するローカルなフードコートに足を運ぶと、よりディープなシンガポールを体験できます。少し中心部から離れるだけで、そこには地元の人々のリアルな食生活が広がっていますよ。
Old Airport Road Food Centre(オールド・エアポート・ロード・フードセンター)
市内中心部から少し東に行った場所にある、シンガポールで最も愛されているホーカーズの一つです。30年以上の歴史を持つ老舗の屋台が多く、どの店もレベルが高いと評判。特に、エビの出汁が効いた焼きそば「ホッケンミー」や、エビペーストのソースで和えた麺「ロミー」、ピーナッツソースがかかった「サテヌードル」などが有名です。観光客の姿は少なく、地元の人々の熱気に包まれながら、本物の味を堪能できます。
Tiong Bahru Market(チョンバル・マーケット)
おしゃれなカフェやブティックが立ち並ぶチョンバル地区にある、人気のホーカーセンターです。1階がウェットマーケット(市場)、2階がホーカーセンターという構造になっています。朝早くから営業している屋台が多く、朝食やブランチを楽しむ地元の人で賑わいます。ここでの名物は、豚の角煮麺「パイコーメン」や、豚足の煮込み、そして水餃子(シュイージアオ)など。チョンバル地区の散策と合わせて訪れるのにぴったりの場所です。
これらのローカルフードコートは、観光地化されていない分、英語のメニューがなかったり、店員さんがシングリッシュしか話さなかったりすることもあります。でも、そんな時は周りの人が食べているものを指さしたり、ジェスチャーで伝えたりすれば大丈夫。こうしたコミュニケーションも、旅の醍醐味の一つですよね。
多様な食文化をシンガポールフードコートで満喫
シンガポールのフードコートについて、基本的な情報から楽しみ方、おすすめのスポットまでご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事のポイントを、最後に箇条書きでまとめておきますね。
- フードコートは冷房完備で清潔、快適に食事が楽しめる
- ホーカーズは屋外で活気があり、よりローカルな雰囲気を味わえる
- 混雑時はティッシュで席を確保する「チョープ」文化がある
- 注文は写真や番号を指差しで伝えれば簡単
- 支払いは現金を用意しておくと安心
- 食事が終わったら食器は自分で返却場所に片付けるのがマナー
- レストランの「++」は消費税とサービス料を意味する
- フードコートは表示価格のままで追加料金はない
- 海南鶏飯、ラクサ、ホッケンミーは試すべき定番メニュー
- オーチャード周辺にはモダンできれいなフードコートが多数
- マリーナベイ周辺では絶景とともに食事が楽しめる
- チャイナタウンには安くて美味しい名店が集まる
- 行列ができている屋台は美味しいお店の目印
- ローカルフードコートではよりディープな食文化に触れられる
- フードコートを使いこなせばシンガポール旅行がもっと楽しくなる



シンガポール観光の前に確認するべき、現地で役立つ情報をお伝えします!
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