多くの参拝者が訪れる明治神宮。
その中でも特に注目される明治神宮の亀石について、ご興味をお持ちではないでしょうか。
健康長寿のご利益があるとされるこの石の正しい場所や行き方、そしてどのようなお守りがあるのか気になりますよね。
また、有名なパワースポットである清正井戸の話や、そもそも明治神宮には行ってはいけない、一部のパワースポットは行かないほうがいいといった噂を耳にして、不安に感じている方もいるかもしれません。
この記事では、亀石へのアクセスを含むおすすめの参拝ルートや訪れるべき時間帯、そして気になる噂の真相まで、詳しく解説していきます。
- 亀石が持つご利益と正しい参拝方法
- 迷わないための亀石へのアクセスと場所
- 「行ってはいけない」という噂の真実
- 他のパワースポットを含めた効果的な参拝ルート
明治神宮 亀石のご利益と場所への行き方

- 亀石が持つ健康長寿や金運のご利益
- 亀石に触れると効果が高まる?
- 本殿から宝物殿へ向かう亀石の場所
- 北参道から迷わないための行き方
- 夫婦楠など他のパワースポット
亀石が持つ健康長寿や金運のご利益

明治神宮の境内にひっそりと佇む「亀石」は、その名の通り亀のような形をした大きな石で、強力なパワースポットとして知られています。
この石が持つ主なご利益は、「健康長寿」です。「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、亀は古くから長寿の象徴とされてきました。そのため、亀石に祈りを捧げることで、心身ともに健やかで長生きできると信じられています。
さらに、亀は風水の世界において仕事運や金運を向上させる縁起の良い生き物とされています。コツコツと努力を積み重ねて成功へと導く象徴でもあり、商売繁盛やキャリアアップを願う人々からも篤い信仰を集めているのです。このように、亀石は健康だけでなく、日々の生活や仕事における豊かさをもたらしてくれるパワースポットと言えるでしょう。
亀石の主なご利益
- 健康長寿:病気の回復や末永い健康を願う
- 仕事運・金運アップ:商売繁盛や昇進、財運向上を願う
亀石に触れると効果が高まる?

パワースポットを訪れた際、「その場所に触れるべきか」と迷うことがありますよね。明治神宮の亀石に関しては、優しく触れることで、より強くパワーをいただけると言われています。
特に、亀の頭にあたる部分から最も強いエネルギーが放出されていると考えられており、多くの参拝者がこの部分にそっと手を当てて祈りを捧げています。石の持つ温かみやエネルギーを直接肌で感じることで、ご利益との結びつきが深まると信じられているのです。
訪れた際には、ぜひ敬意を払って優しく触れてみてください。石の持つ生命力や大地のエネルギーを感じ取り、心の中で願い事を唱えることで、ご利益をより確かなものにできるかもしれません。
触れる際の注意点
亀石は多くの人々の信仰の対象となっている神聖なものです。触れる際は、叩いたり傷つけたりすることのないよう、敬意を持って優しく手を添えるように心がけましょう。
本殿から宝物殿へ向かう亀石の場所
広大な明治神宮の境内で、亀石の正確な場所はどこにあるのでしょうか。
亀石は、御本殿(拝殿)エリアから宝物殿へと続く道の途中、北池(きたいけ)のほとりに位置しています。御本殿からは約700メートルほどの距離があり、緑豊かな参道を散策しながら向かうことになります。
多くの人が行き交う南参道や御本殿周辺の賑わいとは少し異なり、北参道や北池周辺は比較的静かで落ち着いた雰囲気です。都会の喧騒を忘れさせるような静寂の中、木々に囲まれた池のそばに亀石は静かに鎮座しています。意識して探さないと通り過ぎてしまう可能性もあるため、宝物殿方面へ向かう際は、北池の周辺を注意深く見てみましょう。
北参道から迷わないための行き方
亀石へ最も効率的に向かうには、利用する駅と参道の入口が重要になります。広大な敷地を持つ明治神宮には複数の入口があるため、事前にルートを確認しておくとスムーズです。
最寄り駅からのアクセス
亀石は境内の北側に位置するため、以下の駅を利用して北参道口から入るのが最も近道です。
- JR「代々木駅」西口から徒歩約5分
- 都営大江戸線「代々木駅」A1出口から徒歩約5分
- 東京メトロ副都心線「北参道駅」1番出口から徒歩約5分
これらの駅から北参道口へ向かい、鳥居をくぐって境内を進むと、比較的早い段階で北池と亀石を見つけることができます。
原宿口・南参道口からのアクセス
JR「原宿駅」や東京メトロ「明治神宮前駅」からアクセスする場合は、南参道口から入ることになります。この場合の一般的なルートは以下の通りです。
南参道口 → 大鳥居 → 御本殿を参拝 → 御本殿の左手(西側)から北へ進み、北参道へ合流 → 北池・亀石
まず御本殿を参拝してから、宝物殿を目指して北へ向かうと自然な流れで亀石にたどり着きます。少し距離はありますが、鎮守の杜の豊かな自然を感じながら散策するのもおすすめです。
参宮橋口からのアクセス
小田急線「参宮橋駅」から西参道口を利用するルートもあります。この場合も、まず御本殿を目指し、そこから北へ進むと亀石にアクセスできます。
夫婦楠など他のパワースポット
明治神宮には、亀石以外にも訪れるべき強力なパワースポットが数多く存在します。亀石とあわせて巡ることで、さらに多くのご利益をいただけるかもしれません。
せっかく明治神宮を訪れるなら、他の見どころもチェックしておきたいですよね。ここでは代表的なパワースポットをいくつかご紹介します。
夫婦楠(めおとくす)
御本殿に向かって左側に立つ、2本の楠。しめ縄で結ばれたその姿から、ご祭神である明治天皇と昭憲皇太后の仲睦まじい様子を象徴しているとされます。縁結び、夫婦円満、家内安全のご利益で非常に有名です。
さざれ石
宝物殿前の広場に奉納されている、国歌「君が代」にも詠まれている石です。小さな石が長い年月をかけて一つに固まったもので、団結力や絆を強める力、浄化の作用があると言われています。
大鳥居(第二鳥居)
原宿駅から続く南参道にある、木造の明神鳥居としては日本一の高さを誇る鳥居です。樹齢1500年を超える台湾の檜が使われており、この鳥居をくぐることで心身が清められ、生命力や癒やしのエネルギーが得られるとされています。
鎮守の杜(ちんじゅのもり)
明治神宮の境内全体を覆う広大な森そのものが、強力なパワースポットです。全国から献木された約10万本の木々からなる人工林で、清々しい空気に満ちています。森林浴をしながら参道を歩くだけで、心身のリフレッシュや良縁祈願の効果が期待できます。
明治神宮 亀石を参拝する際の注意点

- 明治神宮に行ってはいけないという噂の真相
- パワースポット行かないほうがいいと言われる人
- 浄化で有名なパワースポット清正井戸
- おすすめの参拝ルートと午前中の時間
- ご利益を授かるためのお守り選び
明治神宮に行ってはいけないという噂の真相
インターネットなどで、「明治神宮に行ってはいけない」という言葉を見かけたことがあるかもしれません。しかし、これはいくつかの噂が一人歩きしたものであり、基本的には気にする必要はありません。
このような噂が広まった背景には、境内にある「清正井(きよまさのいど)」にまつわる怪談や、強力なエネルギーを持つがゆえの不思議な体験談が影響しています。例えば、「清正井の写真を撮ったら体調を崩した」「テレビ番組で訪れた芸能人にトラブルがあった」といった話です。
しかし、これらはあくまで一部の逸話に過ぎません。実際には、明治神宮は年間を通して非常に多くの参拝者が訪れ、心を癒やし、多大なご利益をいただいている日本最大級のパワースポットです。都心にありながら豊かな自然に触れられる貴重な場所であり、前向きな気持ちで参拝すれば、たくさんの良いエネルギーを受け取ることができるでしょう。
むしろ、ネガティブな噂に惑わされず、落ち着いた気持ちで参拝することのほうが大切です。不安な気持ちは良い運気を遠ざけてしまう可能性もありますからね。
パワースポット行かないほうがいいと言われる人
「行ってはいけない」という噂は気にしなくて良いものの、神社やパワースポットへの参拝を控えたほうが良いケースも確かに存在します。それは、神社との相性やその日の心身の状態が良くない場合です。
一般的に、以下のようなサインがあるときは「神様に歓迎されていない」あるいは「今は参拝のタイミングではない」と言われることがあります。
参拝を控えた方がよいサインの例
- 神社へ向かう途中で急に天候が悪化する
- 理由もなく体調が優れなくなる、気分が乗らない
- 大切な忘れ物をする、電車を乗り間違える
- 境内に入って違和感や居心地の悪さを感じる
これは、神様があなたを拒絶しているわけではありません。むしろ、「今はエネルギーが強すぎるから、体を休めなさい」というメッセージである可能性もあります。特に明治神宮のような強力なパワースポットでは、エネルギーに敏感な人が「エネルギー酔い」を起こすこともあります。体調が万全でない時や、なぜか気が進まない時は、無理に参拝せず、日を改めることをおすすめします。
浄化で有名なパワースポット清正井戸

明治神宮のパワースポットの中でも、亀石と並んで特に有名なのが「清正井(きよまさのいど)」です。
この井戸は、戦国武将の加藤清正が掘ったと伝えられ、都内では珍しく一年中ほぼ一定の水温・水量で清らかな水が湧き出ています。この清正井が強力なパワースポットとされる最大の理由は、その位置にあります。
風水では、富士山から皇居へ向かう強力なエネルギーの通り道を「龍脈(りゅうみゃく)」と呼びますが、清正井はまさにこの龍脈の上にある「龍穴(りゅうけつ)」、つまりエネルギーが湧き出すポイントだとされているのです。
主なパワーは「浄化」。悪い気を洗い流し、運気を向上させる効果が期待できると言われています。心の中の迷いや淀みを浄化し、新たな一歩を踏み出す力を与えてくれるでしょう。写真を撮ってスマートフォンの待ち受け画面にすると、幸運が訪れるという話も有名です。
清正井を訪れる際の注意点
清正井は陰陽の気が交わる場所とも言われ、陰の気が強まる夕方以降や雨の日の訪問は、かえって悪い気を受けてしまう可能性があるため避けたほうが良い、とする説もあります。訪れるなら、陽の光が満ちる午前中がおすすめです。
おすすめの参拝ルートと午前中の時間
明治神宮の広大な境内で効率よくご利益をいただくためには、参拝する時間帯とルートが重要です。
参拝は「午前中」がベスト
最もおすすめの時間帯は、陽の気が満ちている午前中です。早朝からお昼にかけては参拝者も比較的少なく、境内は清らかで澄んだ気に満ちています。特に早朝の鎮守の杜は、心身ともにリフレッシュするのに最適な環境です。逆に多くの人が訪れる午後、特に夕方に近づくにつれて様々な人の念や邪気が溜まりやすくなるとも言われるため、できるだけ早い時間に訪れましょう。
モデル参拝ルート
亀石をはじめ、主要なパワースポットを巡るモデルルートをご紹介します。
- 原宿口・南参道口:JR原宿駅などからスタート
- 大鳥居:一礼してくぐり、心身を清める
- 御本殿:二拝二拍手一拝の作法で日頃の感謝を伝える
- 夫婦楠:御本殿の左手で縁結び・家内安全を祈願
- 亀石:北参道へ進み、北池のほとりで健康長寿を祈願
- 宝物殿とさざれ石:さらに北へ進み、絆を強めるパワーをいただく
このルートで巡ることで、主要なパワースポットを効率的に回ることができます。もちろん、ご自身の興味や時間に合わせて自由に散策するのも良いでしょう。
開門・閉門時間
明治神宮は日の出とともに開門し、日の入りに合わせて閉門するため、月によって時間が異なります。訪れる前に公式サイトで確認しておくと安心です。
月 | 開門時間 | 閉門時間 |
---|---|---|
1月 | 6:40 | 16:20 |
2月 | 6:20 | 16:50 |
3月 | 5:40 | 17:20 |
4月 | 5:10 | 17:50 |
5月 | 5:00 | 18:10 |
6月 | 5:00 | 18:30 |
7月 | 5:00 | 18:20 |
8月 | 5:00 | 18:00 |
9月 | 5:20 | 17:20 |
10月 | 5:40 | 16:40 |
11月 | 6:10 | 16:10 |
12月 | 6:40 | 16:00 |
ご利益を授かるためのお守り選び
明治神宮では、さまざまな願い事に応じたお守りを授かることができます。亀石のご利益にあやかりたい場合は、関連するお守りを選ぶのがおすすめです。
亀石が持つ「健康長寿」や「金運アップ」のご利益を考えると、特に以下のお守りが良いでしょう。
- 心身健全守:心と体の健康を保つためのお守り。明治神宮を代表するお守りの一つです。
- 福守:運を開き福を招くお守り。金運向上にも繋がります。
もちろん、縁結びを願うなら「縁結守」、学業成就なら「学業守」など、ご自身の願いに合わせたお守りを選ぶのが一番です。
お守りを授かる場所
お守りは、境内の複数の授与所で授かることができます。
- 神楽殿
- 長殿(神楽殿前)
- 南授与所
開門から閉門まで受け付けています。
豆知識:お守りは参拝の前に
一般的に、お守りは参拝を済ませた後に授かるものと思われがちですが、参拝前に授かり、そのお守りを手に持って祈願すると、願いが神様に届きやすく、お守りのご利益も高まると言われています。
古いお守りの納め方
一年間お世話になった古いお守りは、感謝の気持ちを込めて神社にお返ししましょう。明治神宮では、南手水舎の向かい側にある「古神符納所(こしんぷおさめしょ)」に納めることができます。ただし、納められるのは明治神宮で授かったお札やお守りのみなのでご注意ください。
まとめ:明治神宮 亀石に訪れて運気向上
この記事では、明治神宮の亀石を中心に、そのご利益や場所、そして関連するパワースポットや参拝の注意点について解説しました。最後に、記事の要点をまとめます。
- 明治神宮の亀石は健康長寿と金運アップのパワースポット
- 場所は御本殿から宝物殿へ向かう北参道の北池ほとり
- 石に優しく触れることでより強くパワーをいただけるとされる
- 亀石への最短アクセスは代々木駅や北参道駅から北参道口を利用
- 「行ってはいけない」という噂は誤解で気にする必要はない
- 体調が悪い時や気が進まない時の無理な参拝は避けるべき
- 亀石以外にも夫婦楠や清正井など強力なパワースポットが多数存在する
- 清正井は強力な浄化スポットだが夕方や雨天の訪問は注意が必要との説もある
- 参拝に最も適した時間帯は気の澄んだ午前中
- 開門と閉門時間は月によって変動するため事前の確認がおすすめ
- 亀石のご利益に関連するお守りには心身健全守や福守がある
- お守りは参拝前に授かり手に持って祈願すると良いとされる
- 主要スポットを巡るモデルルートを参考に効率よく参拝できる
- 豊かな自然に囲まれた鎮守の杜を歩くだけでも癒やし効果がある
- 参拝の際は作法を守り敬意を払うことが大切
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