\ 最大10%ポイントアップ! /

エジプト旅行が最悪になる理由と回避策

「エジプト旅行、最悪…」と調べているあなたは、壮大なピラミッドや神殿への憧れとは裏腹に、気がかりな評判を耳にしているのかもしれませんね。

もしかしたら、ツアーの口コミを見ると、期待とは違う内容だったり、現地での観光がひどい体験談であふれていたりするのを目にしたのではないでしょうか。しつこくてうざい客引きの話や、絶え間ない交渉で精神的に疲れるといった声は、旅の楽しさを半減させてしまいます。

特に、女性の一人旅は危険という情報や、大切な新婚旅行なのに現地の治安に不安を感じたり、食事で注意すべき点が多かったりすると、一歩踏み出すのをためらってしまいますよね。中には、新婚旅行で死にかけたという衝撃的なエピソードもあり、不安が募るのも当然です。

この記事では、そんなあなたの不安に寄り添い、なぜエジプト旅行が「最悪」と言われることがあるのか、そして、どうすればそうした事態を避け、最高の思い出を作れるのかを、実際の体験談を基に客観的に解説していきます。

この記事を読むとわかること
  • エジプト旅行が「最悪」と言われる具体的な理由
  • 観光客が遭遇しやすいトラブルや詐欺の典型的な手口
  • 安全に旅を楽しむための具体的な対策と心構え
  • 後悔しないために日本で準備しておくべきこと
この記事を書いた人
筆者

こんにちは。hanaです。

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

目次

エジプト旅行が最悪だと言われる背景

エジプト旅行が最悪だと言われる背景
  • ツアーの口コミに見る誇大広告の実態
  • 観光地でのひどい客引きと詐欺の手口
  • チップ要求がとにかくうざいという評判
  • 精神的に疲れるほどのしつこい勧誘
  • 女性の一人旅は危険という現地の事情
  • 新婚旅行で気になるエジプトの治安

ツアーの口コミに見る誇大広告の実態

ツアーの口コミに見る誇大広告の実態

エジプト旅行を計画する際、多くの人が利用するパッケージツアーですが、その広告内容と実際が大きく異なり、がっかりしたという声は少なくありません。特に注意したいのが、クルーズ船やホテルのランク、そして観光スケジュールに関する誇大広告です。

「5つ星デラックス客船」の現実

「5つ星のデラックス客船で優雅なナイル川クルーズ」といった謳い文句は、とても魅力的ですよね。しかし、口コミを見ると「実際は老朽化した3つ星か4つ星程度の船だった」という体験談が寄せられています。豪華な内装を期待していたのに、実際は古びていて清潔感に欠ける船室だった、というケースもあるようです。旅行会社が独自にランク付けしている場合もあり、国際的な基準の5つ星とは限らないことを理解しておく必要があります。

無理のある観光スケジュール

もう一つの問題が、非現実的なスケジュールです。例えば、「アブ・シンベル神殿に宿泊し、朝日に染まる神殿を鑑賞」というプラン。聞こえは素敵ですが、実際の観光時間はわずか30分しかなく、「朝日を見ていると神殿内部を見学する時間がない」といった事態に陥ることがあります。

また、本来は丸一日かけて巡るはずのルクソール観光が、最終旅程では半日に短縮されていた、という例も報告されています。オプショナルツアーや土産物店での時間を優先するあまり、メインの観光地である王家の谷で本来3つ見られるはずの王墓が1つしか見学できなかった、というのでは本末転倒です。

このように、チラシやパンフレットの言葉を鵜呑みにせず、最終的な旅程表を細かく確認し、疑問点は出発前に旅行会社に問い合わせることが、後悔しない旅への第一歩となります。

観光地でのひどい客引きと詐欺の手口

観光地でのひどい客引きと詐欺の手口

ピラミッドや神殿など、歴史的な名所の周辺では、残念ながら観光客を狙ったひどい客引きや詐欺が横行しています。手口は非常に巧妙で、旅の楽しさを一瞬で奪いかねません。

代表的な手口を知っておくだけでも、被害を防ぐ助けになります。

手口の名称具体的な内容対処法
親切を装う案内人「政府の職員だ」「無料で案内する」と声をかけ、最終的に法外なチップやラクダ乗り体験を要求する。制服や身分証を見せられても安易に信用せず、不要な案内は毅然とした態度で断る。
プレゼント詐欺「幸運の印だ」と言ってスカラベ(フンコロガシの装飾品)やスカーフを無料で渡し、その後「寄付」や「お返し」と称して金銭を要求する。「プレゼント」「無料」という言葉には注意し、安易に受け取らない。
乗り物(ラクダ・馬)格安の値段で勧誘し、乗った後に法外なチップを要求する。また、「乗り物がないと全部は回れない」と嘘をついて利用させようとする。乗る前にチップ込みの料金かを明確に確認し、合意する。徒歩でも十分に観光可能だと知っておく。
タクシー・トゥクトゥク行き先を告げると格安料金を提示するが、途中で「友達の店」に無理やり連れて行ったり、到着後に「最初に払ったのは別のドライバーの分だ」などと言いがかりをつけて追加料金を要求する。流しのタクシーは極力避け、Uberなどの配車アプリを利用する。

これらの手口は、観光客の人の良さや断り切れない心理につけ込んできます。少しでも「おかしいな」と感じたら、その場を離れる勇気を持つことが大切です。

チップ要求がとにかくうざいという評判

エジプトでは「バクシーシ」と呼ばれるチップの文化が根付いています。しかし、これが多くの旅行者にとって「うざい」「しつこい」と感じる大きな原因になっています。

本来、チップは良質なサービスへの感謝のしるしのはずですが、エジプトではサービス提供の有無にかかわらず、半ば強引に要求される場面が非常に多いのです。例えば、道を尋ねてもいないのに勝手についてきて「案内しただろう」と要求されたり、写真を撮っていたらスマートフォンを奪うようにして撮影し「撮ってあげた」と要求されたりします。

さらに厄介なのが、荷物を運ぶのを手伝うふりをして高額なチップを請求してくるケースです。断っても執拗に付きまとわれるため、多くの旅行者が根負けして支払ってしまいます。残念なことに、これは大人だけでなく、小学生くらいの子どもたちでさえ「ワンダラー(1ドルちょうだい)」と声をかけてくる光景も日常的です。

この絶え間ないチップの要求は、旅の期間中ずっと続くため、最初は文化の違いとして受け入れようとしても、次第に大きな精神的ストレスに変わっていきます。何をするにも金銭を要求されるのではないかという警戒心が、純粋に旅を楽しむ気持ちを蝕んでしまうのです。

精神的に疲れるほどのしつこい勧誘

前述の通り、チップの要求もそうですが、エジプトの観光地では精神的に疲れるほどのしつこい勧誘が旅行者を待ち構えています。これは「世界三大ウザい国」という不名誉な称号が示す通り、他の国では経験したことのないレベルかもしれません。

土産物店やレストランの客引きはもちろんのこと、ラクダ乗りや馬車の勧誘は特に執拗です。一度「No」と断っても、5分以上も無言でついてくることも珍しくありません。最初は友好的に「どこから来たの?」と話しかけてくるため、つい返事をしてしまうと、そこから長い勧誘が始まってしまいます。

興味がないことを伝えても、「見るだけ、見るだけ」「友達だから」といった言葉で引き止めようとし、最終的には根負けしてしまう旅行者も少なくないようです。こうしたやり取りが一日中、行く先々で繰り返されると、壮大な遺跡を前にしても感動よりもうんざりした気持ちが勝ってしまうことになりかねません。

この消耗感は、エジプト旅行が「最悪だった」と感じる大きな要因の一つです。対策としては、話しかけられても目を合わせず、完全に無視を貫くのが最も効果的とされています。冷たい対応に罪悪感を覚えるかもしれませんが、自分の心と時間を守るためには必要な防御策と言えるでしょう。

女性の一人旅は危険という現地の事情

エジプトは、女性の一人旅には特に慎重な準備と覚悟が求められる国です。治安が改善傾向にあるとはいえ、残念ながら女性観光客を狙った性的な嫌がらせやトラブルが後を絶たないのが現状です。

体験談によれば、体を不必要に触られる痴漢行為は日常的に起こりうるようです。ツアーガイドでさえ、旅行の終盤になるにつれてボディタッチが増えたり、執拗に交際を迫ってきたりするなど、不快でストレスの溜まる経験をしたという声が複数あります。

イスラム圏の文化として男尊女卑の考え方が根底にあることも、こうした状況の一因と考えられます。女性が一人でいると、軽く見られたり、声をかけやすい対象と見なされたりする傾向が強いのです。

もちろん、全ての男性がそうではありませんし、親切な人々もたくさんいます。しかし、万が一の事態を避けるためには、肌の露出が多い服装は避け、現地の人とは適度な距離感を保つことが不可欠です。夜間の一人歩きは絶対に避け、信頼できるツアーに参加したり、移動は安全な手段を選んだりするなど、常に最大限の注意を払う必要があります。一人旅を計画する場合は、こうしたリスクを十分に理解した上で、入念な対策を立てることが求められます。

新婚旅行で気になるエジプトの治安

新婚旅行で気になるエジプトの治安

一生の思い出となるはずの新婚旅行で、エジプトを選ぶカップルもいるでしょう。壮大な歴史ロマンあふれる地でのハネムーンは素敵ですが、治安の面ではいくつか留意すべき点があります。

カイロなどの大都市では、スリや置き引きといった一般的な犯罪に加え、観光客を狙った詐欺も多発しています。二人でいると注意が散漫になりがちですが、貴重品の管理は常に徹底する必要があります。

また、忘れてはならないのがテロのリスクです。近年、エジプト政府は警備を大幅に強化しており、観光地の入り口には空港並みのセキュリティチェックが設けられるなど対策は進んでいます。しかし、2018年末にはギザのピラミッド近郊で観光バスを狙った爆破テロが発生し、死傷者が出たことも事実です。

テロの直後は逆に警備が厳重で安全という見方もありますが、リスクがゼロではないことは理解しておくべきでしょう。特に、人が多く集まる場所では常に周囲への注意を怠らないようにしたいものです。

新婚旅行という特別な旅だからこそ、安全管理には細心の注意を払う必要があります。信頼できる大手旅行会社のツアーを選んだり、自由行動の時間を減らしたりするなど、リスクを最小限に抑える計画を立てることが、二人にとって最高の思い出を作る鍵となります。

エジプト旅行で最悪の経験を避ける対策

エジプト旅行で最悪の経験を避ける対策
  • 新婚旅行で死にかけた…とならない安全対策
  • 食事で注意したい衛生管理と選び方のコツ
  • 高額請求を避けるための値段交渉術
  • まとめ:エジプト旅行を最悪にしない準備

新婚旅行で死にかけた…とならない安全対策

「死にかけた」という言葉は非常に強いですが、エジプト旅行では、命に関わるような危険や、それに近い深刻なトラブルに巻き込まれる可能性がゼロではないことを知っておく必要があります。

交通事情の危険性

最も身近な危険は、交通事情です。カイロ市内では信号がほとんど機能しておらず、車、バイク、人、さらには馬やロバまでが、クラクションを鳴らしながら我先にと道を渡ります。逆走も日常茶飯事で、日本人から見ればカオスそのものです。バイクタクシーはノーヘルが基本で、事故に遭えば大怪我は免れません。移動の際は、比較的安全な観光バスや、ドライバー情報が記録される配車アプリの利用を強くお勧めします。

衛生面と健康リスク

エジプトには狂犬病が存在します。観光地には野犬が多く、むやみに近づいたり触ったりするのは非常に危険です。また、ホテルの設備が古く、バスルームに閉じ込められてしまったという体験談もあります。これは笑い話で済むかもしれませんが、パニックになれば怪我につながる可能性もあります。

犯罪とテロへの備え

前述の通り、詐欺や性的な嫌がらせに加え、テロのリスクも考慮に入れるべきです。外務省の海外安全情報を必ず確認し、危険とされる地域には絶対に近づかないでください。「自分だけは大丈夫」という根拠のない過信は禁物です。

これらのリスクを理解し、常に「自分の身は自分で守る」という意識を持つことが、取り返しのつかない事態を避ける上で最も重要な心構えとなります。

食事で注意したい衛生管理と選び方のコツ

エジプト旅行の楽しみの一つは食事ですが、衛生面で注意を怠ると体調を崩し、旅が台無しになってしまうこともあります。日本とは環境が違うことを念頭に、いくつかポイントを押さえておきましょう。

まず、水には最大限の注意が必要です。水道水は絶対に飲まないでください。歯磨きやうがいに使う程度なら大丈夫という人もいますが、お腹が弱い方はミネラルウォーターを使うのが無難です。レストランで出される氷も、水道水から作られている可能性があるので避けた方が良いでしょう。

お店選びも大切です。衛生面が気になるなら、観光客向けの綺麗なレストランや、ホテルのダイニングを利用するのが安心です。もしローカルな食事に挑戦したい場合は、地元の人で賑わっている、回転の速そうなお店を選びましょう。

エジプトの国民食「コシャリ」は、ご飯やパスタ、豆類を混ぜてトマトソースをかけた料理で、安くて美味しいと評判です。多くの旅行者が挑戦し、美味しいと感じるようですが、これもやはり清潔そうなお店で試すのが基本です。

イスラム教の国なので、ローカルなお店ではアルコールが提供されていないことがほとんどです。ビールなどが飲みたい場合は、テイクアウトしてホテルの部屋で楽しむ、といった工夫も一つの手です。

生野菜やカットフルーツは、どのような水で洗われたか分からないため、避けるのが賢明です。火がしっかりと通った料理を中心に選ぶことが、お腹を守るための鉄則と言えます。

高額請求を避けるための値段交渉術

高額請求を避けるための値段交渉術

エジプトの市場や土産物店では、定価という概念がほとんどありません。そのため、旅行者にとって値段交渉(ハグリング)は、高額な請求を避けるために必須のスキルとなります。

最初に提示される価格は、外国人観光客向けに大幅に上乗せされているのが普通です。これを鵜呑みにして支払ってしまうと、相場の何倍もの金額を払うことになりかねません。

値段交渉のコツは、まず「欲しい」という気持ちを前面に出しすぎないことです。そして、自分が払っても良いと思える上限金額をあらかじめ決めておきます。店主が値段を言ってきたら、まずは半額かそれ以下の金額を提示してみましょう。そこからお互いに歩み寄り、自分の決めた上限額に近づけば購入する、というスタンスが基本です。

大切なのは、交渉がまとまらなければ「いらない」とはっきり伝え、その場を立ち去る勇気を持つことです。「La shukran(ラ・シュクラン、ありがとう、でも結構です)」というアラビア語を覚えておくと便利です。あなたが店を去ろうとすると、慌てて値段を下げてくることもよくあります。

ただ、この交渉自体が面倒でストレスに感じる人も多いでしょう。そうした場合は、スーパーマーケットなど、値札が付いているお店で買い物をすることをお勧めします。また、移動手段で料金交渉をしたくない場合は、前述の通り、料金が事前に確定するUberなどの配車アプリの活用が非常に有効です。

まとめ:エジプト旅行が最悪にならないために

この記事では、エジプト旅行が「最悪」と言われることのある様々な理由と、それを避けるための具体的な対策について解説してきました。壮大な古代文明の感動と、旅先でのストレスは紙一重です。最後に、後悔のない素晴らしい旅にするためのポイントをまとめました。

  • ツアーの広告は鵜呑みにせず最終旅程を細かく確認する
  • 「5つ星」などのランク表記は旅行会社独自のものと心得る
  • 無理のあるスケジュールが組まれていないか事前にチェックする
  • 「無料」「プレゼント」という言葉で近づく人には警戒する
  • 客引きや勧誘は目を合わせず毅然とした態度で無視を貫く
  • チップは本来サービスへの感謝であり義務ではないと知る
  • 移動は流しのタクシーを避けUberなど配車アプリを活用する
  • 水道水は飲まず飲料水は必ずミネラルウォーターを購入する
  • 食事は火の通ったものを中心に清潔そうなお店を選ぶ
  • 市場での買い物は値段交渉が必須と覚悟する
  • 女性は肌の露出を控え夜間の一人歩きは絶対にしない
  • ガイドや現地の人との間でも適度な距離感を保つ
  • 外務省の海外安全情報を事前に必ず確認する
  • 野犬には狂犬病のリスクがあるため絶対に近づかない
  • 全ての体験を「文化の違い」と前向きに捉える心の余裕を持つ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次