網走監獄への旅行を計画されているのですね!せっかく訪れるなら、思い出に残る素敵なお土産を選びたいもの。
網走監獄には、ここでしか手に入らない限定のクッキーや、思わず笑みがこぼれるユニークなTシャツなど、心惹かれるグッズがたくさんあります。
ただ、中にはお土産用の手錠のように、持ち帰る際に少し注意が必要なアイテムもあるんですよ。

また、お土産選びと一緒に、ゴールデンカムイの聖地としても名高い監獄内の見どころも気になりませんか?
「やばい」と噂されるその歴史的背景や、象徴的な旧正門がなぜ閉鎖されたのか、そして撮影禁止の場所はあるのか、入館料金はいくらなのか、といった疑問もすっきり解決しておきたいところ。
お腹が空いたら、名物の監獄食が体験できる網走監獄食堂のメニューも外せません。
この記事では、そんなあなたの「知りたい!」という気持ちに寄り添い、網走監獄のお土産選びと観光がもっと楽しくなる情報を、ぎゅっと凝縮してご紹介しますね。
- 網走監獄でしか買えない限定お土産の種類
- ゴールデンカムイファン必見の見どころと関連グッズ
- 監獄食が味わえる食堂や観光の注意点
- 入館料金や歴史など、お土産探しに役立つ基本情報
網走監獄で人気のお土産!定番からユニークなものまで


- ここでしか買えないオリジナルクッキー
- 脱獄囚気分になれるユニークなTシャツ
- ゴールデンカムイの聖地巡礼グッズ
- 持ち込み注意!お土産用の手錠
- 監獄食が名物の網走監獄食堂メニュー
ここでしか買えないオリジナルクッキー


網走監獄のお土産として、まずおすすめしたいのが、ミュージアムショップで新しく登場したオリジナルクッキーです。
このお土産の魅力は、なんといってもその可愛らしいデザインにあります。クッキー一枚一枚に「監獄フレンズ」のかわいいキャラクターがプリントされており、食べるのがもったいなく感じてしまうほど。
網走監獄の少し堅いイメージを、楽しくポップに変えてくれる素敵な一品だと言えます。
内容は12枚入りで650円と、価格もお手頃。友人や職場へのお土産として配るのにもぴったりですね。
ここでしか手に入らない限定品なので、網走監獄を訪れた記念として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
脱獄囚気分になれるユニークなTシャツ


インパクトのあるお土産を探しているなら、「脱獄囚」や「模範囚」といった文字がプリントされたTシャツがおすすめです。
これは、網走監獄ならではのユーモアが詰まった商品で、お土産物屋さんには100着以上ものデザインが並んでいます。
大人用サイズはもちろん、子ども用のTシャツまで揃っているので、家族みんなでお揃いにするのも面白いかもしれません。
ただ、デザインが非常に個性的であるため、プレゼントする相手は選ぶ必要があります。
しかし、ユニークなものが好きな友人への贈り物や、旅の思い出を笑い話にしたいあなた自身の記念品としては、これ以上ないほど最適なお土産と考えられます。
ゴールデンカムイの聖地巡礼グッズ


人気漫画『ゴールデンカムイ』のファンにとって、網走監獄は特別な場所ですよね。もちろん、聖地巡礼の記念となるグッズも充実しています。
重要文化財である旧庁舎内のミュージアムショップには、ゴールデンカムイの特設コーナーが設けられています。
そこには、作者である野田サトル先生の貴重なサイン色紙や、作中のキャラクターが描かれたグッズなどが並んでおり、ファンならずとも心惹かれる空間です。
特に、作中のシーンを思い起こさせるアイテムは、旅の記憶をより一層色濃くしてくれるはず。
物語の世界に浸った感動をそのまま持ち帰れるので、ゴールデンカムイが好きな方は、旧庁舎のショップを忘れずにチェックすることが大切です。
持ち込み注意!お土産用の手錠


網走監獄のお土産の中でも、ひときわ異彩を放っているのが「手錠」です。
監獄というテーマにこれ以上なくマッチしたグッズですが、購入して持ち帰る際には一つ、非常に大切な注意点があります。
それは、航空機内への持ち込みが禁止されているということです。手錠は保安上の理由から、手荷物として飛行機に持ち込むことができません。
もし飛行機で帰る予定なら、必ずスーツケースなどに入れて、空港のカウンターで預け荷物として申請する必要があります。
このルールを知らずに保安検査場で没収されてしまう、なんてことになったら悲しいですよね。
ユニークなお土産だからこそ、持ち帰り方までしっかり確認しておくことが、楽しい旅の締めくくりには不可欠です。
監獄食が名物の網走監獄食堂メニュー


お土産は物品だけではありません。「食」の体験もまた、忘れられない思い出の品となります。網走監獄を訪れたなら、ぜひ「監獄食」を体験してみてください。
監獄食堂の魅力
博物館の敷地内にある「監獄食堂」では、現在の受刑者が食べている食事を再現したメニューを提供しています。
一見すると焼き魚(ホッケ)に小鉢が付いた普通の定食に見えますが、麦ごはんやおかずの質素な構成など、本物にこだわる博物館ならではの体験ができます。
この食堂は博物館に入館しなくても利用できるため、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
食堂の施設と営業時間
2017年にリニューアルされた食堂は、吹き抜けの天井から光が差し込む、明るく快適な空間です。席数も85席と広く、食券機も導入されているため、スムーズに注文できます。
施設名 | 営業時間 | ラストオーダー | 備考 |
監獄食堂 | 11:00 – 15:00 | 14:30 | 博物館に入館せず利用可能 |
監獄食を通じて網走監獄の歴史の一端に触れることは、他ではできない貴重な体験と言えるでしょう。
網走監獄のお土産探しに役立つ基本情報


- 博物館網走監獄の入館料金について
- 施設内に撮影禁止の場所はある?
- 旧正門がなぜ閉鎖されたのかを解説
- やばいと噂される囚人労働の歴史
- 忘れずに買いたい網走監獄のお土産まとめ
博物館網走監獄の入館料金について
網走監獄でお土産探しや観光を楽しむためには、まず博物館への入館が必要です。ここでは、基本的な入館料金についてお伝えしますね。
現在の博物館網走監獄の料金は、以下のようになっています。団体割引や、他の観光施設との共通パスを利用すると、さらにお得になる場合がありますので、訪問前に公式サイトなどで確認することをおすすめします。
対象 | 料金(税込) |
大人 | 1,500円 |
高校生 | 1,000円 |
小・中学生 | 750円 |
※上記は一般的な料金です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
あらかじめ料金を把握しておくことで、当日の計画が立てやすくなります。特に「あばしりフリーパス」のような周遊券には割引クーポンが付いていることもあるため、網走市内の他の場所も巡る予定なら、こうしたパスの利用を検討すると良いでしょう。
施設内に撮影禁止の場所はある?
せっかく訪れたなら、記念にたくさん写真を撮りたいですよね。博物館網走監獄では、多くの場所で写真撮影が許可されています。
実際に訪れた方のブログなどを見ても、歴史的な建造物や展示物の写真が多く投稿されており、思い出を記録に残すことは十分に可能です。
例えば、有名な「五翼放射状平家舎房」や再現された独居房など、見どころの多くは撮影ができます。
ただし、一般的な博物館と同様に、一部の展示資料や映像コンテンツに関しては、撮影が禁止されている可能性があります。
また、他の来館者の迷惑にならないよう、フラッシュの使用を控えたり、三脚の使用が制限されたりするケースも考えられます。
施設内に設置されている案内表示をよく確認し、ルールを守って撮影を楽しむことが大切です。
旧正門がなぜ閉鎖されたのかを解説
網走監獄の象徴として多くの人が思い浮かべる、重厚な煉瓦造りの正門。実は、現在博物館の入口にある門と、かつて現役の網走刑務所で使われていた門には違いがあります。
結論から言うと、現在、網走刑務所で使われていたオリジナルの煉瓦の正門は、すでに取り壊されて存在しません。
その理由は、耐震強度の問題でした。老朽化が進み、安全性を確保することが困難になったため、残念ながら2023年に解体されることになったのです。
一方で、私たちが博物館網走監獄で見ることができる煉瓦門は、かつての門を忠実に再現して構築されたものです。
オリジナルの門はなくなってしまいましたが、博物館に行けば、その歴史的な姿を今に伝える門の前で記念撮影ができます。
この背景を知っておくと、門を見る目も少し変わってくるかもしれませんね。
やばいと噂される囚人労働の歴史
網走監獄について調べると、「やばい」という言葉を目にすることがあります。これは、単に脱獄が困難だったというだけでなく、その背景にある過酷な囚人労働の歴史を指していることが多いです。
明治時代、政府はロシアの南下政策に備えるため、北海道の開拓を急務としていました。
そのための重要なインフラであった中央道路(網走から旭川方面へ抜ける道)の開削作業に、1200人もの囚人が動員されたのです。
雪が降りしきる厳しい自然環境の中、十分な食料や装備もないまま続けられた作業は、想像を絶するほど過酷なものでした。
結果として、わずか8ヶ月で163kmもの道路を完成させましたが、その過程で多くの囚人や看守が命を落としたと言われています。
このように、北海道の開拓の礎には、彼らのあまりにも大きな犠牲があったのです。
この重い歴史を知ることで、網走監獄という場所の持つ意味をより深く理解できます。
忘れずに買いたい網走監獄のお土産まとめ
ここまで、網走監獄のお土産や観光に役立つ情報をご紹介してきましたが、最後にこの記事のポイントをまとめておさらいしましょう。
- 網走監獄にはユニークで魅力的なお土産が豊富に揃う
- ミュージアムショップ限定のオリジナルクッキーは可愛くておすすめ
- 「脱獄囚」や「模範囚」のTシャツは話のネタになる一品
- ゴールデンカムイファンは旧庁舎の特設コーナーが必見
- お土産の手錠は飛行機に持ち込む際は預け荷物にする必要あり
- 監獄食堂では現在のレシピを再現した本格的な監獄食を体験できる
- 監獄食堂は博物館の入館チケットがなくても利用できる
- 博物館網走監獄の基本入館料金は大人が1,500円
- 周遊パスなどを利用すると料金が割引になる場合がある
- 施設内の多くは撮影可能だが一部禁止エリアもあるため現地で要確認
- 博物館にある煉瓦門はかつての姿を再現して構築されたもの
- 現役刑務所の旧正門は耐震性の問題からすでに解体されている
- 北海道開拓の背景には過酷な囚人労働という重い歴史がある
- お土産は重要文化財である旧庁舎内のミュージアムショップで購入可能
- お土産選びだけでなく歴史や文化に触れることで旅がより深まる
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