\ 最大10%ポイントアップ! /

イギリス料理まずいランキングTOP5!美味しい料理や理由も解説

「イギリス料理って、なんだかまずいって有名だけど本当なのかな…?」 旅行や留学を考えていると、そんな不安がよぎりますよね。

実際、インターネットで検索すると、三大料理として知られるハギスや、見た目がやばいと噂のゲテモノ料理の話がたくさん出てきます。

でも、本当にまずい料理ばかりなのでしょうか。実は、美味しいランキングに入るような、本当においしい一品もたくさんあるんです。

この記事では、イギリス料理はなぜまずいと言われるのか、その理由から失敗や後悔をしないための情報まで、詳しくご紹介していきますね。

この記事を読むとわかること
  • まずいと有名なイギリス料理の具体的な内容と評価
  • イギリス料理がまずいと言われるようになった歴史的な理由
  • 実は美味しいと評判のイギリス料理やスイーツの種類
  • イギリスの食文化を誤解なく楽しむためのポイント
この記事を書いた人
筆者

こんにちは。hanaです。

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

目次

これがイギリス料理のまずいランキング

これがイギリス料理のまずいランキング
  • イギリスのまずい三大料理とは?
  • ゲテモノと評されるスターゲイジーパイ
  • スコットランド名物ハギスの味
  • ウナギのゼリー寄せがやばいという噂
  • まずいと有名なマーマイトの食べ方

イギリスのまずい三大料理とは?

イギリスのまずい三大料理とは?

イギリス料理と聞いて、多くの方が思い浮かべるかもしれない「まずい」というイメージ。その代表格としてよく名前が挙がるのが、ハギス、ウナギのゼリー寄せ、そしてスターゲイジーパイの3つです。これらは、イギリスの食文化の中でも特に個性が際立っており、「三大料理」や「三大珍味」として知られています。

まずスコットランドの伝統料理であるハギスは、羊の内臓を使った詰め物料理です。独特の風味と食感があり、多くの人にとって挑戦的な一皿と考えられています。

次に、ロンドン発祥のウナギのゼリー寄せは、その名の通りウナギを煮込んでゼリーで固めたもの。見た目のインパクトと、日本人には馴染みの薄い冷たいウナギの味わいが特徴です。

そして最後に、見た目の衝撃度でいえば随一かもしれないスターゲジーパイ。パイ生地から魚の頭が突き出している姿は、一度見たら忘れられません。これらの料理は、イギリスの歴史や風土に根差した伝統的な食べ物ではあるものの、その独特さから好き嫌いがはっきりと分かれる傾向にあるようです。

ゲテモノと評されるスターゲイジーパイ

ゲテモノと評されるスターゲイジーパイ

スターゲイジーパイは、イギリス南西部のコーンウォール地方に伝わる伝統的なパイ料理です。「星を見上げるパイ」というロマンチックな名前とは裏腹に、その見た目は非常に衝撃的で、ゲテモノ料理として語られることも少なくありません。

最大の特徴は、パイ生地を突き破って、魚(主にピルチャードというニシンの一種)の頭や尾が空を見上げるように突き出している点です。

このユニークな盛り付けには理由があり、村を飢餓から救った英雄的な漁師を称えるため、パイの中に魚が入っていることを示す意味が込められていると言われています。いわば、大漁を祝う縁起の良い料理なのですね。

パイの中身は、魚の他にジャガイモや卵、ベーコンなどが入り、クリーム系のソースでまとめられています。家庭料理なのでレシピは様々ですが、魚の下処理をあまりしない文化もあってか、魚特有の臭みが気になるという意見も聞かれます。

ただ、見た目のインパクトで敬遠されがちですが、イギリスの食文化や歴史を物語る興味深い一品であることは間違いありません。

スコットランド名物ハギスの味

スコットランド名物ハギスの味

ハギスは、スコットランドを代表する伝統料理で、その評価はまさに賛否両論といったところです。材料は、羊の心臓、肝臓、肺などの内臓を細かく刻み、そこにオートミールや玉ねぎ、ハーブ、スパイスを混ぜ合わせ、羊の胃袋に詰めて茹でたり蒸したりして作られます。

この説明を聞くと少し抵抗を感じるかもしれませんが、味の系統としては濃厚なソーセージやレバーパテに近いものがあります。羊の内臓特有の風味がありますが、スパイスが効いているため、いわゆる「珍味」として楽しめる味わいです。特に、ウイスキーとの相性が抜群とされており、スコットランドではお祝いの席などでウイスキーを振りかけて食べるのが伝統的なスタイルになっています。

過去にはフランスのシラク元大統領が「こんなひどい料理を作る国民は信用できない」と冗談を言ったところ、当時のイギリスの外相が「ハギスに関しては、その通りだ」と返して話題になったエピソードもあるほどです。

しかし、ホルモン系の料理が好きな方なら、きっと気に入るかもしれません。付け合わせの「ニープス・アンド・タティーズ」(ルタバガとジャガイモのマッシュ)と一緒に食べると、濃厚さが和らいで食べやすくなりますよ。

ウナギのゼリー寄せがやばいという噂

「ウナギのゼリー寄せ(ジェリード・イール)」は、18世紀頃からロンドンの労働者階級を中心に親しまれてきた伝統料理です。かつてテムズ川で豊富に獲れたウナギは、安価で栄養価の高い食材として重宝されていました。

作り方はシンプルで、ぶつ切りにしたウナギをスパイスと一緒に煮込み、その煮汁が冷えて固まる力を利用してゼリー状にしたものです。

しかし、この料理が「やばい」と言われるのにはいくつかの理由があります。まず、蒲焼きのように甘辛い味付けに慣れている日本人にとっては、味付けがほとんどされていない塩茹でのようなウナギの味は、物足りなく感じられることが多いようです。

また、魚の下処理を徹底しない文化からくる生臭さや、冷えたウナギの脂が口の中に残る独特の感覚、そして下処理されていない骨が口に当たることなどが、ネガティブな評価に繋がっています。

見た目も灰色がかったゼリーの中にウナギが沈んでいるため、食欲をそそるビジュアルとは言えないかもしれません。ただ、これもロンドンの歴史を物語るソウルフードの一つであり、話の種に一度試してみる価値はあるかもしれませんね。

まずいと有名なマーマイトの食べ方

マーマイトは、ビールの醸造過程でできる酵母エキスから作られた、黒くて粘り気のあるペースト状の食品です。イギリスでは非常にポピュラーで、トーストに塗って食べるのが一般的ですが、その独特な風味から「まずい」と評されることも少なくありません。

「Love it or hate it(大好きになるか、大嫌いになるか)」というキャッチコピーが付けられるほど、イギリス人の中でも評価が真っ二つに分かれる食べ物です。

味を一言で表現するのは難しいのですが、非常に塩辛く、醤油や味噌を凝縮させたような発酵系の香りが特徴です。これを初めて食べる人の多くが失敗するのは、ジャムやチョコレートスプレッドと同じような感覚で、パンにたっぷりと塗ってしまうからです。

マーマイトをおいしくいただくには、ちょっとしたコツがあります。まず、トーストはしっかりと焼き、その上にバターをたっぷりと塗ってください。

そして、そのバターの上にマーマイトをナイフの先でかすめ取るくらいの少量、ごく薄く塗り広げるのがポイントです。こうすることで、バターのまろやかさがマーマイトの強い塩気と香りを和らげ、どことなく焦がし醤油のような香ばしい風味に変わります。用法用量を守れば、意外とクセになる味わいかもしれませんよ。

イギリス料理がまずいランキングと評される理由

イギリス料理がまずいランキングと評される理由
  • そもそもイギリス料理はなぜまずい?
  • 実は本当においしいメニューも存在
  • おすすめの美味しいランキングを紹介
  • パブ飯やスイーツはレベルが高い
  • イギリス料理まずいランキング総まとめ

そもそもイギリス料理はなぜまずい?

「なぜイギリス料理はまずいと言われるの?」という疑問には、実は歴史的、文化的ないくつかの背景が関係していると考えられています。一つの理由だけで説明できるものではなく、様々な要因が絡み合っているんです。

まず大きな要因として挙げられるのが、18世紀に起こった産業革命です。多くの人々が農村から都市の工場へ働きに出るようになり、家庭でゆっくり料理をする時間がなくなりました。その結果、食事は「味を楽しむ」ものから、「手早く栄養を補給する」ものへと変化し、調理法も焼くだけ、茹でるだけといったシンプルなものが主流になったのです。

また、宗教的な価値観も影響していると言われています。イギリスに根付くプロテスタントは質素倹約を美徳とする教えがあり、食に関しても贅沢をせず、シンプルなものを好む傾向がありました。これは、美食を追求するカトリック文化のフランスやイタリアとは対照的ですね。

さらに、かつての階級社会や、長年にわたるフランスとの対立関係から、美食を追求するフランス文化をあえて避けた、という説もあります。このように、様々な要因が重なり合って、イギリスの食文化は味の探求よりも実用性を重視する方向へと進んでいったのかもしれません。

主な理由概要
産業革命の影響都市労働者の増加により、食事は「味」より「効率」や「栄養補給」が重視されるようになった
宗教的な価値観質素倹約を美徳とするプロテスタントの思想が、食文化の簡素化に影響したとされる
階級制度の名残上流階級が質素な食事を美徳とし、家庭料理の味が継承されにくくなったという説がある
気候と食材日照時間が短く寒冷な気候のため、歴史的に食材の種類が限られていた
フランスへの対抗心歴史的な対立から、美食を追求するフランス文化をあえて敬遠したという側面も考えられる

実は本当においしいメニューも存在

実は本当においしいメニューも存在

これまで「まずい」と言われる料理やその理由についてお話してきましたが、もちろんイギリスの食事がすべて美味しくないわけでは決してありません。

むしろ、探してみると日本人の口にも合う、本当においしいメニューがたくさんあるんですよ。

特に評判が良いのが、スイーツと朝食です。作家のサマセット・モームが「イギリスで美味しい食事をしたければ、1日に3回朝食をとればいい」と言ったという有名な言葉があるほど、イングリッシュ・ブレックファストはボリューム満点で満足度の高い一品として知られています。

そして、スイーツに関してもイギリスは素晴らしい文化を持っています。優雅な「アフタヌーンティー」の習慣がその代表例ですね。紅茶とともにいただくスコーンやケーキ、サンドイッチは、見た目も華やかで、とても豊かな気持ちにさせてくれます。

ショートブレッドやヴィクトリアサンドイッチケーキなど、家庭で親しまれている素朴でおいしいお菓子もたくさんあります。

料理に関しても、最近では移民文化の影響を受けて食の多様化が進み、ロンドンなどの都市部では世界各国の美味しい料理が楽しめます。また、伝統的なイギリス料理を現代風にアレンジした「モダンブリティッシュ」というジャンルも登場し、イギリスの食文化は日々進化しているんです。

おすすめの美味しいランキングを紹介

まずいというイメージを覆してくれる、おすすめの美味しいイギリス料理もたくさんあります。もしイギリスを訪れる機会があれば、ぜひ試していただきたいメニューをいくつかご紹介しますね。

イングリッシュ・ブレックファスト

これは間違いなく美味しいイギリス料理の代表格です。

お皿の上には、目玉焼きやスクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、マッシュルームのソテー、焼きトマト、ベイクドビーンズ、そしてトーストがたっぷりと盛り付けられています。

ホテルやB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)の朝食で提供されることが多く、ボリューム満点で、一日の始まりにぴったりの一皿です。

パイ料理

イギリス人はパイが大好き。甘いアップルパイだけでなく、お肉を使った塩味のパイも食卓の定番です。中でも「シェパーズパイ」や「コテージパイ」はぜひ試してほしい一品。

羊肉や牛肉のミートソースの上にマッシュポテトを乗せてオーブンで焼き上げたもので、熱々でどこか懐かしい、心温まる味わいがします。

スコーン

アフタヌーンティーの主役でもあるスコーンは、イギリスを代表する焼き菓子です。

外はサクッと、中はしっとりとした食感が特徴で、半分に割って「クロテッドクリーム」という濃厚なクリームと、甘酸っぱいストロベリージャムをたっぷり塗っていただきます。紅茶との相性は言うまでもありません。

クリームを先に塗るか、ジャムを先に塗るかで論争が起きるほど、イギリス人にとっては思い入れの深いお菓子なんですよ。

パブ飯やスイーツはレベルが高い

イギリスの食文化の魅力を語る上で、パブとスイーツは絶対に外せません。まず、パブは単にお酒を飲む場所ではなく、地域の人々が集うコミュニティの中心であり、美味しい食事を提供する「ガストロパブ」も増えています。

パブで楽しめる料理、いわゆる「パブ飯」は、気取らないながらも満足度の高いメニューが揃っています。代表的なフィッシュ・アンド・チップスも、最近では新鮮な魚を使い、衣をカリッと揚げた美味しいお店がたくさんあります。ビネガーをたっぷりかけていただくのがイギリス流ですよ。他にも、サンデーロースト(日曜日に食べるローストビーフなどの肉料理)や、前述のパイ料理などもパブの定番です。

そして、スイーツのレベルの高さもイギリスの自慢です。アフタヌーンティーの文化が育んだ、洗練されたケーキや焼き菓子は本当に素晴らしいものがあります。スコーンはもちろん、バターたっぷりのショートブレッド、シンプルなヴィクトリアサンドイッチケーキ、濃厚なスティッキー・トフィー・プディングなど、紅茶と一緒に楽しみたいお菓子を挙げればきりがありません。食事に不安がある方でも、ティータイムのスイーツはきっと満足できるはずです。

イギリス料理まずいランキング総まとめ

この記事では、イギリス料理がなぜまずいと言われるのか、その背景から美味しいメニューまで幅広くご紹介してきました。最後に、大切なポイントをまとめておきましょう。

  • イギリス料理がまずいという評判は広く知られている
  • 代表的な「まずい料理」にはハギスやウナギのゼリー寄せがある
  • スターゲイジーパイは見た目のインパクトが非常に強い
  • マーマイトは少量ならバターと合わせると美味しくいただける
  • まずいと言われる背景には産業革命や宗教観が影響している
  • 食の楽しみより効率や栄養補給が重視された時代があった
  • 一方で、美味しい料理も数多く存在する
  • イングリッシュ・ブレックファストは非常に評判が良い
  • パイ料理はイギリスの心温まる家庭の味
  • アフタヌーンティーの文化が育んだスイーツは絶品
  • スコーンにはクロテッドクリームとジャムが欠かせない
  • パブで提供される食事「パブ飯」も美味しいものが多い
  • 近年は食文化が多様化し、料理も進化している
  • 「モダンブリティッシュ」という新しいジャンルも生まれている
  • 先入観を持たずに試してみることが食文化理解の第一歩
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次