「大山阿夫利神社でスピリチュアルな体験がしたい」と考えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
関東有数のパワースポットとして知られる大山阿夫利神社ですが、その魅力は多岐にわたります。
都心からのアクセスも良く、車で行ける手軽さもありながら、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。
皆さんが最も知りたいのは、具体的なご利益や心身にもたらされる効果かもしれませんね。
また、富士山と繋がるレイライン上に位置するという話や、境内に祀られる龍神の存在、桜井識子さんのような方が語るその魅力など、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。
一方で、参拝を前にして、自分との属性の相性が気になったり、正しいお参りの仕方が分からなかったりすることもあるでしょう。
もしかしたら、インターネットで「大山阿夫利神社の御朱印にがっかりした」「対応がひどい」といったネガティブな情報を見て、少し不安に感じている方もいるかもしれません。
この記事では、大山阿夫利神社にまつわる様々な不思議を一つひとつ解き明かしながら、あなたの疑問や不安を解消していきます。
訪れる前に知っておきたい情報を網羅しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
- 大山阿夫利神社の具体的なご利益と効果
- 正しいお参りの仕方とアクセス方法
- レイラインや龍神様など深いスピリチュアルな知識
- 御朱印や属性に関する疑問や不安の解消
大山阿夫利神社のスピリチュアルな魅力とは?

- まず知りたい大山阿夫利神社のご利益
- 心身を浄化するご神水の不思議な効果
- パワースポットへは車で行ける?
- 願いを届ける正しいお参りの仕方
- 自分との相性、神様の属性を知る
まず知りたい大山阿夫利神社のご利益

大山阿夫利神社のご利益は、非常に多岐にわたると言われています。これは、御祭神である大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)が、山の神、水の神としての神格を持つだけでなく、様々な側面をお持ちだからなのです。
古くは「あめふり山」とも呼ばれた大山では、雨乞いや五穀豊穣の祈願が盛んに行われていました。
そのため、農業や生活に根差したご利益が基本にあると考えられます。
また、江戸時代には、大山が航行する船の目印とされたことから、産業の発展や海運、商売繁盛の神様としても厚く信仰されるようになりました。
年間数十万人が訪れたという「大山詣り」は、多くの人々の願いを叶えてきた歴史の証明と言えるかもしれません。
さらに、大山祗大神は酒造の祖神「酒解神(さかとけのかみ)」とも呼ばれるため、お酒にまつわる仕事をしている方にもご縁が深い神社です。
他にも、富士山の神様である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)のお父様であることから、縁結びや家庭円満といった、人との絆を取り持つご利益も期待できるでしょう。
このように、大山阿夫利神社では、仕事運アップや金運上昇、心願成就、厄除け、良縁成就など、幅広い願い事に寄り添っていただけます。
心身を浄化するご神水の不思議な効果

大山阿夫利神社の下社には、「神泉」と呼ばれる湧き水があり、古くから「大山名水」として親しまれてきました。
このご神水には、心と体を清める不思議な効果があるとされ、多くの参拝者がそのお力をいただいています。
このお水は、大山の豊かな自然に磨かれた清らかな湧水で、一口飲むと、体の中から浄化されていくような、清々しい感覚を覚える方が多いようです。

実際に参拝した方の中には、「細胞レベルで生き返る感覚だった」「疲れた体がスッキリした」といった体験談を語る方もいます。
これは、単なる水分補給以上の、霊山ならではの生命力に満ちたエネルギーを体内に取り込めるからかもしれません。



また、このご神水は無料で持ち帰ることができます。
境内で専用のペットボトル(有料)を購入することもできますし、ご自身で水筒などを持参して汲むことも可能です。
持ち帰ったご神水を白湯にして飲んだり、お料理に使ったりすることで、日常生活の中でも大山の清浄なエネルギーを取り入れることができます。
ただし、生水ですので持ち帰った後はなるべく早く使用するのが望ましいです。
心身の浄化やリフレッシュを願う方は、参拝の際にぜひこの大山名水をいただいてみてはいかがでしょうか。
パワースポットへは車で行ける?


はい、大山阿夫利神社へは車で行くことが可能です。都心からもアクセスしやすく、日帰りで訪れる方が多いのも特徴の一つです。
最も一般的な駐車場は「伊勢原市営大山第1駐車場」と「伊勢原市営大山第2駐車場」です。
特に第2駐車場は、お土産物屋が並ぶ「こま参道」の入り口に近いため、非常に便利です。ただし、これらの駐車場は紅葉シーズンや週末、祝日には大変混雑し、満車になってしまうことも少なくありません。
もし満車の場合は、周辺に民間駐車場もいくつか点在していますので、そちらを利用することになります。
駐車してからの道のりには注意が必要
駐車場からケーブルカー乗り場までは、「こま参道」と呼ばれる石段の参道を15分ほど歩きます。
この参道は300段以上の階段が続く坂道になっているため、歩きやすい靴、特にスニーカーなどで行くことを強くお勧めします。



ヒールやサンダルでは少し大変かもしれません。
道中にはたくさんのお土産屋さんや名物の豆腐料理店が並んでいるので、景色を楽しみながら登ることができますが、体力に自信のない方や小さなお子様連れの方は、少し時間に余裕を持った計画を立てると安心です。
このように、車で麓まで行ける手軽さはありますが、神社にたどり着くまでにはある程度の歩きが伴うことを覚えておくと良いでしょう。
願いを届ける正しいお参りの仕方


大山阿夫利神社で神様にきちんとご挨拶し、願いを届けるためには、作法を心得ておくことが大切です。
ここでは、基本的なお参りの仕方と、より願いが届きやすくなるとされるポイントをご紹介します。
まず、鳥居をくぐる前には軽く一礼します。これは、神様の領域に入らせていただくことへの敬意を示す作法です。
参道は真ん中を避け、左右のどちらかを歩くのが基本とされています。真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道だからです。
手水舎に着いたら、手と口を清めます。
- 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手を清めます。
- 柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
- 再び右手に持ち替え、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないように注意してください。
- もう一度左手を清め、最後に柄杓を立てて、残った水で柄の部分を洗い流してから元の場所に戻します。
拝殿に着いたら、いよいよ参拝です。お賽銭を静かに入れ、鈴を鳴らしてから「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼します。
ご挨拶の際は、まず自分の名前と住所を心の中で名乗り、日頃の感謝を伝えます。その上で、具体的なお願い事を一つひとつ丁寧にお伝えするのが良いとされています。
山の神様は、ただお願いするだけでなく、その実現に向けて努力する人を後押ししてくださると言われています。
そのため、「~しますので、お見守りください」というように、自分の決意表明とセットでお願い事を伝えると、より強いサポートをいただけるかもしれません。
自分との相性、神様の属性を知る


スピリチュアルな世界では、人と神様、そして土地には「属性」という相性のようなものがあると言われることがあります。これは、生年月日から導き出される「地・水・火・風・空」の5つのタイプに分類される考え方です。
大山阿夫利神社は、豊かな水や木々、そして山そのものが信仰の対象であることから、主に「地」や「水」の属性を持つ方と特に相性が良いパワースポットだとされています。
もちろん、これはあくまで一つの考え方であり、他の属性の方が訪れてはいけないということでは全くありません。
むしろ、大切なのは属性そのものよりも、あなたがその場所を「心地よい」と感じるかどうかです。
神社の境内に足を踏み入れたときに、空気が清々しいと感じたり、心が安らいだり、なぜか懐かしい気持ちになったりするならば、それはあなたにとって相性の良い場所である証拠と言えるでしょう。
相性が合わないと感じたら
逆に、もし訪れた際に頭が痛くなったり、気分が悪くなったりした場合は、その日のあなたのコンディションと神社のエネルギーが合わなかっただけかもしれません。
風水的な考え方では、大山は血を嫌う性質があるとも言われ、怪我をしている時や女性の生理中などは参拝を避けた方が良いという説もあります。
いずれにしても、属性や相性はあくまで参考程度に考え、ご自身の直感を一番に信じることが、パワースポットで良いエネルギーを受け取るための鍵となります。
大山阿夫利神社でスピリチュアルな体験を深める


- 富士山と繋がるレイラインの秘密
- 二重の滝に祀られる龍神様とは
- 桜井識子さんが語る大山の神様
- 御朱印がひどい、がっかりは本当?
- 大山阿夫利神社でスピリチュアルな力を
富士山と繋がるレイラインの秘密
大山阿夫利神社が強力なパワースポットとされる理由の一つに、「レイライン」の存在が挙げられます。レイラインとは、古代の遺跡や聖地、神社仏閣などが、地図上で一直線上に並んでいるラインのことを指し、大地のエネルギーが流れる龍脈とも考えられています。
大山阿夫利神社は、日本の聖地を結ぶ非常に重要なレイライン上に位置しているのです。
その中でも特に有名なのが、富士山と大山を結ぶラインです。大山阿夫利神社の御祭神・大山祗大神は、富士山の御祭神・木花咲耶姫のお父様にあたります。
この親子関係からも、両山には古くから深いつながりがあるとされてきました。江戸時代には、富士山と大山の両方をお参りする「両詣り(りょうもうで)」が盛んに行われたほどです。
このレイラインは、ただ単に二つの山を結んでいるだけではありません。東は千葉県の玉前神社から始まり、寒川神社、大山、富士山、七面山、竹生島、そして西は鳥取県の大山(だいせん)までを一直線に結んでいます。
これは「ご来光の道」とも呼ばれ、春分の日と秋分の日に、太陽がこのライン上をなぞるように昇り、沈んでいくのです。
このように、大山阿夫利神社は、富士山からの強力なエネルギーを受け、また他の聖地とも繋がる大地のエネルギーが集まる、特別な場所に鎮座していると言えます。
二重の滝に祀られる龍神様とは


大山阿夫利神社下社から山道を10分ほど歩いた先には、「二重社(にじゅうしゃ)」と「二重の滝(にじゅうのたき)」と呼ばれる神聖な場所があります。ここは、大山の龍神様が祀られていると言われ、非常に強い浄化のエネルギーに満ちたスポットです。
二重社のご祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)という水の神様です。この神様は、日本神話において龍神様であると伝えられており、古くから祈雨・止雨の神として信仰されてきました。大山では、この高龗神が小天狗様の姿で現れるとも言われています。
社のすぐそばを流れる二重の滝は、かつて大山で修行を積んだ修験者たちが、滝行を行った場所としても知られています。水量が多く、滝の音を聞いているだけでも心が洗われるようです。
近くにいるだけで、日頃の疲れや悩み事が浄化されていくような、清らかな癒やしのパワーを感じられるでしょう。
ただし、この二重社や二重の滝の周辺は山道であり、少し薄暗い場所でもあります。訪れる際は、安全のためにも、なるべく明るい時間帯、遅くとも午後3時頃までに行くことをお勧めします。
足元も滑りやすい箇所があるため、歩きやすい靴は必須です。スピリチュアルな癒やしと浄化を求める方は、ぜひ足を運んでみてください。
桜井識子さんが語る大山の神様
スピリチュアルな世界に関心のある方なら、人気作家の桜井識子さんの名前を一度は耳にしたことがあるかもしれません。桜井さんは、神仏と対話し、その内容を著書で紹介している方で、多くの方から支持されています。
桜井さんも、大山阿夫利神社を訪れており、その際に感じた神様の様子について語っています。
彼女の著書によれば、大山の神様は非常に大きく、力強い存在でありながら、参拝者に優しく接してくださる男の神様なのだそうです。
どっしりと構え、訪れる人々の願いや努力を温かく見守ってくださる、そんな包容力のある神様として描かれています。
また、大山を守る眷属(けんぞく)である天狗さんたちの存在も大きいとされています。大天狗さんや小天狗さんたちが山中を飛び回り、参拝者の厄を祓ったり、疲れを癒やしたりといったサポートをしてくれるとのことです。
このように、桜井識子さんのような霊能力を持つ方が語る神様の姿を知ることで、大山阿夫利神社への理解がより一層深まるかもしれません。
もちろん、神様の感じ方は人それぞれです。大切なのは、あなた自身が参拝した際に何を感じ、どう向き合うかです。桜井さんの言葉は一つの参考として、ご自身の心で神様の存在を感じてみてください。
御朱印がひどい、がっかりは本当?
インターネットで大山阿夫利神社について調べると、「御朱印がひどい」「がっかりした」といった、少しネガティブな言葉を見かけることがあるかもしれません。これを見て、参拝前から不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これは多くの場合、誤解や期待とのズレから生じていると考えられます。
まず、「ひどい」と感じる理由の一つとして考えられるのが、御朱印の授与方法です。神社によっては、御朱印帳に直接墨書きしてくださる「直書き」と、あらかじめ半紙に書かれたものをいただく「書き置き」の二種類があります。
大山阿夫利神社のような大きな神社では、特に土日祝日などの混雑時には、参拝者を待たせないよう、書き置きでの対応が基本となることがあります。
「せっかく来たのに直書きしてもらえなかった」という気持ちが、「がっかり」という感想に繋がってしまうのかもしれません。
また、御朱印のデザインや書体は、書き手の方によっても異なりますし、参拝した時期によっても変わることがあります。自分がイメージしていたものと違った場合に、ネガティブな印象を抱いてしまう可能性も否定できません。
データベースとして参照した個人のブログ記事を見る限りでは、多くの方が御朱印をいただき、満足している様子がうかがえます。
もし直書きを強く希望される場合は、比較的空いている平日の午前中などを狙って訪れると良いかもしれません。いずれにしても、御朱印は参拝の証です。その日のご縁に感謝して、ありがたくいただく気持ちが大切と言えるでしょう。


大山阿夫利神社でスピリチュアルな力を
- 大山阿夫利神社は関東総鎮護と称される霊山
- 御祭神は山の神、水の神である大山祗大神
- ご利益は商売繁盛、心願成就、縁結びなど多岐にわたる
- 富士山と繋がる強力なレイライン上に鎮座している
- 麓からケーブルカー駅までは「こま参道」の階段を歩く
- こま参道にはお土産屋や名物の豆腐料理店が並ぶ
- ケーブルカーを使わずに登山で参拝することも可能
- 登山道には女坂と男坂の2ルートがある
- 下社境内にある神泉のご神水は持ち帰り可能
- ご神水には心身を浄化する効果があるとされる
- 境内には龍神様を祀る二重社、二重の滝もある
- 御朱印は直書きと書き置きの場合がある
- 境内のカフェ「茶寮 石尊」からの眺望は素晴らしい
- 相模湾や江の島まで見渡せる絶景が楽しめる
- 大山詣りで心身ともにリフレッシュできる
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