オーストラリアUGG購入ガイド|値段や違い、公式店の情報を解説

オーストラリア旅行の記念に、暖かくて可愛いUGGブーツの購入を考えていませんか?

ただ、いざお店を探そうとすると、「日本で見るUGGとの違いは何だろう?」「オーストラリアで買うと安いって本当かな?値段はどれくらい?」といった疑問が次々と浮かんできますよね。

特に、シドニーのような都市では多くのお店を見かけるため、どこが公式の店舗なのか迷ってしまうかもしれません。

せっかくなら、本物のオーストラリア製や、日本では手に入らない限定デザイン、今トレンドの厚底ブーツもチェックしたいもの。

この記事では、大切なお土産選びで失敗や後悔をしないために、UGGブーツの基本的な知識からお得な購入方法まで、あなたの知りたい情報をぎゅっとまとめてお届けします。

筆者

オーストラリアの素敵なお土産選びに、是非この記事を参考にしてくださいね!

この記事を書いた人
筆者

こんにちは。hanaです。

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

この記事を読むとわかること
  • ブランドによるUGGの根本的な違い
  • オーストラリアの公式店や商品の見分け方
  • シドニーでの購入場所や日本との値段比較
  • お土産や自分用に最適な一足を見つけるヒント
目次

オーストラリアのUGG選びで知っておきたいこと

オーストラリアのUGG選びで知っておきたいこと

オーストラリアでUGGブーツを探し始めると、想像以上に多くのブランドやお店があって、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんね。まずは、後悔しない一足を見つけるために知っておきたい基本的な知識を整理していきましょう。

  • ブランドによるUGGの大きな違い
  • UGG Australiaの公式情報
  • 見極めたい本物のオーストラリア製
  • 日本では手に入らない限定モデルも
  • 定番から人気の厚底ブーツまで

ブランドによるUGGの大きな違い

ブランドによるUGGの大きな違い

オーストラリアで「UGG」を探すときに最初に知っておきたいのは、「UGG」という言葉が持つ二つの意味です。一つは世界的に有名な特定の「ブランド名」であり、もう一つはオーストラリアで広く使われているシープスキンブーツの「一般名称」を指します。この違いを理解することが、理想の一足を見つけるための第一歩になります。

私たちが日本国内の百貨店やセレクトショップでよく目にするのは、アメリカのDeckers(デッカーズ)社が展開する「UGG®」というファッションブランドです。このブランドのロゴは、真ん中の「G」が他のアルファベットより少し大きくデザインされているのが特徴で、世界中で統一された品質とデザインを提供しています。

一方、オーストラリアでは、「UGG」は羊毛のブーツ全般を指す言葉として古くから親しまれてきました。そのため、現地のさまざまなお店で、多様なメーカーが作った「UGGブーツ」が販売されているのですね。これらはDeckers社の製品とは異なり、ロゴやデザインも多種多様です。

どちらが良いというわけではなく、世界的なブランドの安心感を求めるのか、あるいはオーストラリアならではの一足を探すのか、ご自身の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。

スクロールできます
項目UGG®(アメリカ Deckers社)オーストラリアのUGGブーツ
定義特定のファッションブランド名シープスキンブーツの一般名称
ロゴの特徴真ん中の「G」が大きいメーカーごとに様々なロゴが存在
主な製造国主に中国、ベトナムなどオーストラリア製、その他
販売場所全世界の公式サイト、正規直営店、百貨店主にオーストラリア国内のお土産店や専門店

UGG Australiaの公式情報

UGG Australiaの公式情報

「せっかくなら、日本でも知られているあのブランドのUGGが欲しい」と考える方も多いはずです。その場合は、アメリカDeckers社の「UGG®」ブランドの公式な情報を頼りにするのが最も確実な方法と言えます。

まず、偽物や模倣品を避けるためにも、購入は公式サイトに掲載されている正規の直営店や認定された取扱店に限定することをおすすめします。シドニーなどの主要都市には、ブランドの世界観を体験できるコンセプトストアがあり、安心してショッピングを楽しめます。

また、Deckers社の「UGG®」製品には、本物であることを証明するためのセキュリティ対策が施されています。2013年秋以降の製品には、かかとのロゴラベルの裏や靴箱に、ホログラムとQRコードが付いたセキュリティラベルが貼られています。スマートフォンでこのQRコードを読み取ると、公式サイトの認証ページにアクセスできる仕組みになっており、本物かどうかをその場で確認できるので安心ですね。

お店選びに迷った際は、まずブランドの公式サイトでオーストラリア国内の店舗リストを確認してから、お店に向かうのが賢明な方法です。

見極めたい本物のオーストラリア製

見極めたい本物のオーストラリア製

「オーストラリアに来たのだから、やっぱりオーストラリアで作られたUGGブーツが欲しい」というこだわりを持つ方も少なくないでしょう。前述の通り、世界的に展開されているDeckers社の「UGG®」ブランドは主に中国などで生産されているため、オーストラリア製の製品を探す場合は、少し違った視点でお店や商品を選ぶ必要があります。

本物のオーストラリア製品を見分ける最も分かりやすい目印は、「Australian Made」と書かれた緑色の三角形にカンガルーが描かれたロゴマークです。これは、オーストラリア政府によって認証された製品にのみ使用が許可されている信頼の証です。このマークが付いている製品は、主要な製造工程がオーストラリア国内で行われたことを示しています。

お土産屋さんなどでUGGブーツを探す際には、商品のタグや箱にこの緑のカンガルーマークがあるかどうかをチェックしてみてください。多くのメーカーがオーストラリア製のUGGブーツを製造しており、それぞれにデザインや品質の特色があります。Deckers社の製品とはまた違った、素朴で温かみのある一足に出会えるかもしれません。

日本では手に入らない限定モデルも

日本では手に入らない限定モデルも

オーストラリア現地でUGGブーツを探す楽しみの一つに、日本ではなかなかお目にかかれない限定モデルや特別なカラーに出会える可能性があることが挙げられます。世界的に展開されているブランドであっても、国や地域限定で販売されるデザインやカラーバリエーションが存在することは珍しくありません。

例えば、オーストラリアの自然や文化からインスピレーションを得たデザインや、現地のアーティストとのコラボレーションモデルなどが、特定の店舗や期間限定で販売されている可能性があります。また、日本では展開されていないデザインのブーツやスリッパ、あるいは日本では人気ですぐに売り切れてしまうカラーが、現地では手に入るということも考えられます。

これらは、旅の特別な思い出になるだけでなく、他の人とはちょっと違う、自分だけの特別な一足になるでしょう。お店のスタッフの方に「このお店の限定品はありますか?」と尋ねてみるのも、素敵な発見につながるかもしれませんね。明確な情報が少ないからこそ、宝探しのような感覚でショッピングを楽しめるのも、現地購入の醍醐味と言えます。

定番から人気の厚底ブーツまで

定番から人気の厚底ブーツまで

UGGブーツと聞くと、くるぶし丈やふくらはぎ丈のクラシックなブーツを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、現在のラインナップは驚くほど多様化しています。オーストラリアの店舗を訪れれば、あなたの好みやライフスタイルにぴったりの一足がきっと見つかります。

もちろん、長年愛され続けている「クラシックショート」や「クラシックミニ」は、どんなファッションにも合わせやすい定番として根強い人気を誇ります。これらのモデルは、一足持っていると冬のコーディネートの幅がぐっと広がるでしょう。

一方で、近年ファッションのトレンドとして注目されているのが、ソールに厚みを持たせたプラットフォーム(厚底)タイプのUGGです。足元のボリューム感がスタイルアップ効果を生み、コーディネートに現代的なアクセントを加えてくれます。

さらに、室内外で気軽に履けるスリッパタイプやモカシン、あるいは撥水・防水加工が施された実用的なモデルまで、選択肢は実に豊富です。ブーツだけでなく、さまざまなデザインを試着しながら、あなたの使い方に最も合った一足を探す時間も、きっと楽しいものになるはずです。

オーストラリアでUGGをお得に購入するコツ

オーストラリアでUGGをお得に購入するコツ

UGGブーツの基本がわかったところで、次はいよいよ実践編です。どこで、どのように購入すれば、よりお得に、そして満足度の高いショッピングができるのでしょうか。シドニーでの店舗情報から、気になる値段、そして賢い購入方法まで、具体的なコツをご紹介します。

  • シドニーでUGGが買える店舗
  • オーストラリアで買うと安い?気になる値段
  • 喜ばれるお土産としてのUGG
  • 購入前に知りたいサイズ選びのコツ
  • 免税手続き(TRS)でお得に購入
  • まとめ:後悔しないオーストラリアUGGの選び方

シドニーでUGGが買える店舗

シドニーでUGGが買える店舗

オーストラリア最大の都市シドニーでは、UGGブーツを購入できるお店が数多くありますが、安心して正規品を手に入れたい場合は、やはりDeckers社の公式直営店を訪れるのがおすすめです。

シドニーの中心部でアクセスしやすい代表的な店舗の一つが、歴史的で美しい建築物としても有名な「クイーン・ヴィクトリア・ビルディング(QVB)」の中にあります。グランドフロアに店舗を構えており、観光や他のショッピングと合わせて立ち寄りやすいのが魅力です。格調高い雰囲気の中で、ゆっくりと商品を選ぶことができます。

もう一つは、ショッピングストリートとして賑わうキング・ストリート(King Street)にある路面店です。こちらはブランドの世界観をより直接的に感じられる空間になっており、豊富な品揃えの中からお気に入りの一足を探すことができるでしょう。

これらの公式ストア以外にも、大手百貨店内のシューズコーナーなどで取り扱われている場合があります。一方で、お土産屋さんで販売されているUGGブーツは、前述の通りオーストラリアのローカルブランドである場合が多いです。どちらのタイプのUGGを探しているのかを明確にしてから、お店選びをするとスムーズですね。

オーストラリアで買うと安い?気になる値段

オーストラリアで買うと安い?気になる値段

多くの人が気になるのが、「オーストラリアでUGGを買うと、日本よりも安いの?」という点ですよね。これは、為替レートによって変動するため一概には言えませんが、一般的には日本国内の定価に比べてお得に購入できる可能性が高いと言えます。

具体的には、日本の定価の20%から30%ほど安く手に入れられるケースが多いようです。例えば、日本で25,000円前後で販売されている定番のクラシックミニブーツが、現地では180オーストラリアドル前後で見つかることもあります。これに加えて、後述する免税手続きを利用すれば、さらにお得感が増しますね。

ただし、注意点もあります。それは、セール時期を狙えるかどうかです。オーストラリアでは、6月頃の会計年度末(End of Financial Year)セールや、年末のボクシングデーセールが大きなセール期間として知られています。もし旅行のタイミングが合えば、定番モデルが驚くような価格になっていることも。

逆に、セールの時期でなければ、日本国内のアウトレットやオンラインセールの価格と、それほど大きな差が生まれない可能性も考慮しておくと良いでしょう。

喜ばれるお土産としてのUGG

喜ばれるお土産としてのUGG

UGGブーツは、ご自身の旅の記念品としてだけでなく、大切な人へのお土産としても大変喜ばれるアイテムです。その理由は、単にファッション性が高いだけでなく、実用性に優れている点にあります。

誰にでも喜ばれる普遍的な魅力

UGGブーツの最大の魅力である、内側のシープスキンボアによる抜群の暖かさと快適な履き心地は、年齢や性別を問わず多くの人に受け入れられます。寒い季節に足元を優しく包み込む感覚は、一度体験すると手放せなくなるほど。ご両親やパートナーへ、日頃の感謝を込めてプレゼントするのも素敵ですね。

選ぶ楽しさと特別感

豊富なデザインの中から、相手の好みやライフスタイルを想像しながら選ぶ時間は、贈る側にとっても楽しいものです。室内で使えるスリッパタイプなら、サイズ感をそれほど厳密に気にする必要がなく、お土産として選びやすいかもしれません。また、「オーストラリアで選んできた」というストーリーが、プレゼントに特別な価値を添えてくれます。

ただし、ブーツをお土産にする場合は、相手の正確なサイズと好みのデザインを事前にリサーチしておくことが、失敗を避けるための鍵となります。

購入前に知りたいサイズ選びのコツ

購入前に知りたいサイズ選びのコツ

UGGブーツの購入で最も重要なポイントの一つが、サイズ選びです。独特の構造を持つため、普段のスニーカーなどと同じ感覚で選んでしまうと、後で「少し大きかったかも」と後悔することになるかもしれません。

最大のポイントは、内側に敷き詰められた羊毛(シープスキンボア)にあります。新品の状態ではこのボアがふかふかでボリュームがありますが、履き続けていくうちに自分の足の形になじみ、少しずつ落ち着いてきます。つまり、履き込むことで内部の空間にゆとりが生まれるのですね。

このため、試着した際に「少しタイトかな?」あるいは「ジャストフィットで余裕がないな」と感じるくらいのサイズを選ぶのが、一般的には推奨されています。最初は少し窮屈に感じても、次第に快適なフィット感に変わっていくでしょう。逆に、試着の段階で少しでも大きいと感じるサイズは、避けた方が無難です。

また、オーストラリアと日本ではサイズの表記方法が異なる場合があります。お店に設置されているサイズ比較表を参考にし、必ず両足を試着して、少し歩いてみるなどしてフィット感を確かめることが大切です。

免税手続き(TRS)でお得に購入

免税手続き(TRS)でお得に購入

オーストラリアで少し高価な買い物をした際に、ぜひ活用したいのが旅行者払戻制度(Tourist Refund Scheme、略してTRS)です。これは、オーストラリア国内で購入した物品にかかる消費税(GST)が、出国時に払い戻されるという制度です。

TRSを利用するための条件

この制度を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。

第一に、一つの店舗(同じABN=オーストラリア事業者番号を持つ店)での購入金額が、合計で300オーストラリアドル(税込み)以上であることです。複数のレシートを合算することも可能ですが、すべて同じ事業者からの購入である必要があります。例えば、QVBのような大きなデパート内であれば、複数のお店のレシートを合算して300ドル以上にできる場合があります。

第二に、オーストラリアを出国する60日以内に購入した商品であることです。

手続きの方法

手続きは、出国する空港のTRSカウンターで行います。カウンターでは、購入した商品、パスポート、搭乗券、そしてタックス・インボイス(税込みのレシート)の提示を求められます。UGGブーツのように機内に持ち込む手荷物として携帯できるものは、保安検査後のTRSカウンターで見せる必要があります。

この手続きを済ませることで、購入金額に含まれていた消費税分がクレジットカードなどに返金されます。少し手間はかかりますが、数千円単位でお得になる可能性があるので、条件を満たす場合は忘れずに利用したい制度ですね。

まとめ:後悔しないオーストラリアUGGの選び方

オーストラリアでのUGGブーツ選びは、少し複雑に感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば、きっと満足のいく一足に出会えます。最後に、この記事でお伝えした大切なポイントをまとめました。あなたの素敵な旅の思い出作りにお役立てください。

  • UGGにはアメリカのDeckers社ブランドとオーストラリアの一般名称の2種類がある
  • ロゴの真ん中の「G」が大きいのが世界的に知られるアメリカの「UGG®」ブランド
  • 偽物を避け、安心して購入するなら公式サイト掲載の正規店が一番
  • 商品のセキュリティラベル(QRコード)で本物かどうかを確認できる
  • 「オーストラリア製」にこだわるなら緑のカンガルーマークが目印
  • シドニーならQVBやKing Streetの直営店がアクセスしやすくおすすめ
  • 日本の定価より2〜3割安く買える可能性があるが為替レートを考慮
  • 定番のクラシックブーツから流行の厚底、スリッパまでデザインは豊富
  • 日本では見かけない限定デザインやカラーに出会えるのも現地の魅力
  • お土産にするなら相手の好みや正確なサイズを事前にリサーチしておく
  • サイズ選びは試着が必須、少しタイトに感じるくらいが丁度良い
  • 内側のふかふかのボアは履き込むうちになじんでくることを計算に入れる
  • 合計300ドル以上の購入で空港のTRSカウンターで免税手続きが可能
  • 免税手続きには購入品、パスポート、搭乗券、レシートが必要
  • 多くのブランドやデザインを実際に見て、履き比べて、自分だけの一足を見つける
筆者

オーストラリア観光の前に確認するべき、現地で役立つ情報をお伝えします!

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