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台湾で買えない日本のものリスト!お土産で本当に喜ばれる品は?

台湾の友人やご家族へのお土産、何にしようか考える時間は楽しいものですが、同時に悩みの種でもありますよね。

「台湾でも日本の商品はたくさん買えるようになったけど、本当に喜ばれるプレゼントって何だろう?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

人気のお菓子や意外と知られていない文房具など、お土産の選択肢は色々あります。

ただ、良かれと思って選んだものが、実は文化的なタブーに触れてしまう…なんて失敗や後悔は避けたいものです。

この記事では、台湾で手に入りにくいアイテムから、心から喜ばれるプレゼント選びのコツ、そして知っておくべきタブーまで、詳しく解説していきます。

筆者

あなたの大切な人への贈り物が、最高の思い出になるようお手伝いできれば嬉しいです。

この記事を書いた人
筆者

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

この記事でわかること
  • 台湾で手に入りにくい日本の商品の具体例
  • 台湾の方に本当に喜ばれるプレゼント選びのコツ
  • 贈ると失礼にあたる可能性のあるタブーな品物
  • ラッピングや渡し方など失敗しないためのマナー
目次

台湾で買えない日本のモノの具体例

台湾で買えない日本のモノの具体例
  • 定番でも実は買えない人気のお菓子
  • 台湾でのヨックモックの位置づけ
  • お土産に文房具という意外な選択
  • 医薬品や日本限定コスメも候補に
  • ご当地限定品は特別感を演出しやすい

定番でも実は買えない人気のお菓子

定番でも実は買えない人気のお菓子

台湾の方へのお土産として、まず思い浮かぶのが日本のお菓子ではないでしょうか。ただ、ここで一つ注意したいのが、「定番だから大丈夫」とは限らないという点です。

その理由は、近年、台湾にもドン・キホーテや日系のコンビニエンスストアが増え、日本のお菓子が以前より手に入りやすくなったからです。例えば、「じゃがりこ」や「ポテトチップス コンソメ味」などは、少し前まで台湾在住の日本人にとって貴重な存在でしたが、最近では現地で見かける機会も増えました。

しかし、日本のようにお菓子の新商品が次々と発売されるわけではなく、品揃えは限られています。特に、季節限定フレーバーのキットカットや、地域限定のご当地プリッツ、スーパーやコンビニでしか見かけないような少しマイナーなブランドのお菓子などは、台湾ではまず手に入りません。

台湾の方は甘いものが好きな傾向にありますが、実は日本の甘さ控えめなおせんべいやおかきも好評です。例えば、なだ万が監修したクリームチーズおかきのように、少し高級感があって珍しいものは、他のお土産と差をつけることができ、喜ばれる可能性が高いと考えられます。

台湾でのヨックモックの位置づけ

贈答用のお菓子の定番として知られる「ヨックモック」ですが、これもまた選び方に少しコツがいります。なぜなら、ヨックモックは台湾の主要なデパートにも店舗を構えており、台湾の方々の間でも一定の知名度があるブランドだからです。

このため、定番のシガールなどをそのままお土産として渡しても、「あ、これね」という反応で、日本からわざわざ持ってきたという特別感が薄れてしまうかもしれません。台湾の方は、贈答品に対してその価値や背景を重視する傾向があるため、手軽に現地で買えるものだと、少し残念に思われてしまう可能性も否定できません。

私であれば、もしヨックモックを選ぶのであれば、日本でしか販売されていない季節限定の詰め合わせや、特別なデザインが施された缶に入ったものを選びます。このように少し工夫を凝らすことで、「台湾では手に入らない、特別なもの」という価値が生まれ、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。

お土産に文房具という意外な選択

お土産に文房具という意外な選択

お菓子や食品以外で、意外と喜ばれるのが日本の文房具です。日本の文房具は、その品質の高さと優れたデザイン性、そしてユニークな機能性で世界的に評価されています。

もちろん、台湾にも日本の文房具を取り扱うお店はありますが、日本国内に比べて価格が2倍から3倍することも珍しくなく、品揃えも限られています。特に、特定のブランドや商品を愛用している人にとっては、替え芯や関連グッズが手に入りにくいという悩みもあるようです。

例えば、パイロット社の消せるボールペン「フリクション」シリーズは台湾でも人気ですが、ブルーブラックのような特定の色の替え芯は見つけにくいことがあります。また、ゼブラ社の折れないシャープペンシル「デルガード」のような革新的な商品は、文房具好きの方にはたまらないプレゼントになります。

他にも、ロフトや東急ハンズなどで見つかる、動物の形をしたクリップや、細やかな細工が施された付箋など、遊び心のあるアイテムもおすすめです。実用的でありながら、持っているだけで少し楽しくなるような日本の文房具は、気の利いたお土産として良い選択肢と言えます。

医薬品や日本限定コスメも候補に

医薬品や日本限定コスメも候補に

日本の医薬品や化粧品は、台湾の方々から絶大な信頼を寄せられており、お土産として非常に人気があります。その背景には、「日本製=高品質で安全」という強いイメージがあるからです。

信頼される日本の医薬品

台湾の方が日本旅行で購入するものの定番リストには、必ずと言っていいほど医薬品が含まれています。特に、武田薬品の「アリナミン」や各種総合感冒薬、疲れ目に効く目薬などは、具体的な商品名を指定して頼まれることも多いです。台湾にも薬局はたくさんありますが、日本の製品は効果が確かで体に優しい、という認識が広く浸透しています。

差別化できる化粧品選び

化粧品に関しても、資生堂やSK-IIといった有名ブランドは台湾でもよく知られていますが、お土産として選ぶなら、ドラッグストアで手に入る「プチプラコスメ」の日本限定色や、まだ台湾に進出していない新しいブランドのものが狙い目です。

他にも、京都の舞妓さんが使うような伝統的なコスメや、和の成分(米ぬか、酒粕など)を使ったスキンケア製品は、日本らしさを感じさせ、特別感があります。また、1回使い切りのトライアルサイズ(パウチ製品)のシャンプーやトリートメントは、相手に気軽に試してもらえる上、かさばらないのでお土産として重宝します。

ご当地限定品は特別感を演出しやすい

ご当地限定品は特別感を演出しやすい

色々なお土産候補を挙げてきましたが、最も外れが少なく、そして特別感を演出しやすいのは、何と言っても「ご当地限定品」です。

日本に何度も旅行している台湾の方は多く、東京ばな奈や白い恋人のような全国的に有名なお土産には、すっかり慣れてしまっているケースも少なくありません。言ってしまえば、それらは台湾でも手に入る機会が増えているため、有り難みが薄れつつあるのが現状です。

そこで、あなたの出身地や、旅行で訪れた場所でしか手に入らないものを選んでみてはいかがでしょうか。例えば、熊本の「くまモン」グッズや、北海道の「じゃがポックル」、福岡の「めんべい」といった地域色豊かなお菓子は、台湾では手に入らないため、非常に喜ばれます。

このようなご当地限定品は、単なる贈り物というだけでなく、「私の地元の名物なんですよ」「この前、ここに旅行に行ってきました」といった会話のきっかけにもなります。品物と一緒にあなたのストーリーを添えることで、より心のこもったプレゼントになりますね。

台湾で買えない日本のものを贈るときの注意点

台湾で買えない日本のものを贈るときの注意点
  • 喜ばれるプレゼント選びのコツ
  • 贈り物で知っておくべきタブー
  • ラッピングの色や渡し方のマナー
  • 中国製品を避けるなどの配慮
  • 事前に欲しいものを聞くのも一手

喜ばれるプレゼント選びのコツ

喜ばれるプレゼント選びのコツ

台湾の方に心から喜んでもらえるプレゼントを選ぶには、いくつかのコツがあります。日本とは少し違う文化や習慣を理解した上で、相手への思いやりを形にすることが大切です。

まず考えたいのは、実用性です。台湾の方は、飾っておくだけのものよりも、日常生活で実際に使えるものを好む傾向があります。例えば、高品質なタオル(ただし、後述するタブーに注意が必要な場合も)や、デザイン性の高いキッチン雑貨、便利な家電製品などは良い選択肢です。

次に、特別感の演出も鍵となります。前述の通り、日本限定や地域限定のアイテムは、その希少性から非常に喜ばれます。また、日本の伝統工芸品、例えば美しい絵柄の漆器や切子グラスなども、日本文化に興味のある方には特別な贈り物になります。

さらに、可能であれば複数のアイテムを組み合わせるのも一つの方法です。台湾の友人を見ていると、旅行のお土産に甘いお菓子としょっぱいお菓子、そして飲み物、といったように、異なるカテゴリーのものをいくつか用意していることが多いです。選ぶ楽しみを提供できるのも、嬉しい心遣いかもしれません。

そしてもう一つは、相手のライフスタイルへの配慮です。例えば、台湾にはベジタリアン(素食)の方が日本よりも多くいらっしゃいます。お菓子を贈る際に、ゼラチンや肉エキスが含まれていないかを確認したり、含まれている場合は一言伝えたりするだけで、あなたの細やかな配慮が伝わります。

贈り物で知っておくべきタブー

贈り物で知っておくべきタブー

プレゼント選びで最も注意したいのが、文化的なタブーに触れてしまわないか、という点です。日本ではごく普通の贈り物が、台湾では縁起が悪いとされ、相手を不快にさせてしまう可能性があります。

このようなタブーの多くは、中国語の発音が「死」や「別れ」といった不吉な言葉を連想させることに由来します。知らずに贈って失敗や後悔をしないためにも、以下の代表的な例は覚えておくと安心です。

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タブーとされる品物理由
置き時計・掛け時計「時計を贈る(送鐘 sòng zhōng)」が「死者を看取る(送終 sòng zhōng)」と同じ発音のため。
傘 (かさ)「傘 (傘 sǎn)」が「散る、別れる (散 sàn)」と同じ発音のため。
扇子 (せんす)傘と同様に、「扇 (扇 shàn)」が「散る (散 sàn)」と発音が似ているため。
梨 (なし)「梨 (梨 lí)」が「離れる (離 lí)」と同じ発音のため。
ハンカチ涙を拭うものであり、別れや悲しみを連想させるため。特にお葬式の香典返しで使われます。
刃物 (包丁、ハサミなど)「縁が切れる」ことを連想させるため。これは日本と同じ感覚ですね。
白い菊の花お葬式で使われる花であるため。
蝋燭 (ろうそく)お葬式や亡くなった人のために使うもの、というイメージが強いため。

これらの品物は、たとえ悪気がなくても、相手に良い印象を与えません。プレゼントを選ぶ際には、こうした文化的な背景を尊重する姿勢が何よりも大切です。

ラッピングの色や渡し方のマナー

ラッピングの色や渡し方のマナー

プレゼントは、中身だけでなく、その包み方や渡し方にも気持ちが表れるものです。台湾の文化に合わせたマナーを少し知っておくだけで、あなたの評価はぐっと上がります。

ラッピングの色に込める意味

まず、ラッピングの色には特に注意が必要です。台湾(中華圏)では、色はそれぞれ特別な意味を持っています。

  • お祝いの色(赤・金): 赤と金色は、お祝い事や縁起の良い場面で使われる最もポピュラーな色です。幸運や富、喜びを象徴するため、プレゼントのラッピングには最適です。
  • 避けるべき色(白・黒): 反対に、白と黒は主にお葬式で使われる色です。そのため、お祝いのプレゼントのラッピングに使うのは絶対に避けましょう。

贈り物の渡し方と受け取り方

日本では贈り物を渡すタイミングに気を遣いますが、台湾では比較的自由で、訪問してすぐでも帰り際でも問題ありません。

一つ興味深い習慣として、贈り物を受け取る側が、礼儀として一度か二度、遠慮して受け取りを辞退することがあります。もし相手が「そんな、申し訳ないですよ」と遠慮しても、それは本心から断っているわけではないことが多いです。こちらとしても、「いえいえ、ぜひ受け取ってください」と、もう一度、二度と勧めるのがマナーとされています。

また、結婚式のご祝儀袋(紅包)は、台湾ではシンプルな赤い封筒が一般的ですが、日本の水引が付いた豪華なご祝儀袋はとても珍しがられ、喜ばれることが多いようです。

中国製を避けるなどの配慮

中国製を避けるなどの配慮

お土産やプレゼントを選ぶ際に、少しだけ気にかけておきたいのが、その製品が「どこで作られたか」という点です。これはデリケートな問題を含みますが、相手への配慮として知っておくと良いでしょう。

ご存知の通り、台湾と中国の間には複雑な政治的背景があります。そのため、人によっては中国に対して複雑な感情を抱いている場合があります。

また、政治的な理由だけでなく、一般的に「中国製のものは品質が低い、壊れやすい」といったイメージを持っている台湾の方も少なくありません。もちろん、全ての中国製品がそうであるわけではありませんが、そうした先入観が存在するのは事実です。

このような理由から、せっかくの贈り物が中国製だった場合、相手を少しがっかりさせてしまう可能性があります。逆に言えば、「これは日本製ですよ」と伝えることは、品質への信頼感を伝え、プレゼントの価値を高める効果があります。メイドインジャパンのタグや表記は、台湾では一つのブランドとして確立していると考えても良いかもしれません。

事前に欲しいものを聞くのも一手

事前に欲しいものを聞くのも一手

ここまで様々な選び方のコツや注意点をお伝えしてきましたが、最も確実で、多くの場合において相手に喜ばれる方法があります。それは、「欲しいものを直接聞いてしまう」ことです。

日本では、「相手に欲しいものを尋ねるのは、なんだか無粋で失礼にあたるのでは…」と感じる文化がありますよね。しかし、台湾ではもっと合理的で、オープンなコミュニケーションが好まれる傾向にあります。

特に親しい友人や同僚であれば、「今度日本に行くんだけど、何か買ってきてほしいものある?」と気軽に尋ねてみてください。相手も遠慮なく「じゃあ、〇〇をお願い!」とリクエストしてくれることが多いです。もし本当に何も必要なければ、「ありがとう、でも大丈夫だよ」とはっきり断ってくれます。その方が、お互いにとって無駄がなく、気を遣わなくて済むと考える文化なのです。

もちろん、相手との関係性や状況にもよりますが、サプライズにこだわりすぎて、相手が使わないものを贈ってしまう失敗や後悔をするよりは、よほど良い結果になることが多いです。この直接的なコミュニケーションも、台湾の文化を理解する上での面白いポイントの一つですね。

台湾で買えない日本のものを選ぶポイント

  • 定番お菓子も日本限定フレーバーを狙う
  • ご当地限定のお菓子やグッズは特別感を出しやすい
  • ヨックモックのような有名ブランドは日本限定品を狙う
  • 高品質な日本の文房具は喜ばれる
  • 医薬品や限定コスメは信頼性が高い
  • プレゼントは複数種類用意すると良い
  • キャラクターものは世代を問わず人気
  • 時計や傘など縁起の悪い贈り物は避ける
  • ハンカチも別れを連想させるのでNG
  • ラッピングは赤や金色が好まれる
  • 白や黒のラッピングは避ける
  • 日本製であることを伝えるのが効果的
  • 中国製品は避けた方が無難
  • 親しい相手なら欲しいものを直接聞く
  • 相手の食生活(菜食主義など)にも配慮すると思いやが伝わる
筆者

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