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動くガンダムでがっかりは本当?終了理由とその後・1000倍速で見るとカッコいい!

「横浜の動くガンダム、なんだか遅いし、しょぼいって本当?」そんな噂を耳にして、少しがっかりしているあなたへ。一大プロジェクトとして多くの注目を集めた実物大ガンダムですが、色々な感想が飛び交っていましたよね。

楽しみにしていたのに、横浜ガンダムは終了してしまい、なぜなんだろう?と疑問に思っているかもしれません。横浜にあったガンダムの終了後、一体どうなったのか、その後、今どうなっていますか、とても気になりますよね。横浜のガンダムが解体されたのはいつで、その解体されたパーツはどこへ行ったのでしょう。

新しい展示場所は大阪という話も聞くけれど、具体的なことはよくわからない…。そもそも、日本には過去に実物大ガンダムが6体あったと聞くけれど、それぞれどこにあったのか、今も見られる場所はあるのか、知りたい情報がたくさんあるのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたのたくさんの疑問に、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

この話を読むとわかること
  • 「動くガンダムがっかり」と言われる理由
  • 横浜での展示が終了した背景と解体の詳細
  • 解体されたガンダムの気になる現在の行方
  • 歴代の実物大ガンダムの設置場所と現状
この記事を書いた人
筆者

職業は会社員で、日々の忙しさに追われながらも、旅行が大好きで週末の小旅行や長期休暇にはよく旅に出かけています。

がっかりした旅行体験や各国に行った時の生の経験談をお伝えすることで、自分にしかできない価値提供ができたらいいなと思います。

重要な情報については国交相総務省のHPを参考にすることで正確な情報発信を心がけています。

目次

「動くガンダムにがっかり」と言われる理由

「動くガンダムにがっかり」と言われる理由
この章のポイント
  • 演出が「しょぼい」という評判の真相
  • 動きが「遅い」のは技術的な制約か
  • 横浜ガンダムが終了したのはなぜか
  • 横浜のガンダム解体はいつ行われた?
  • 「解体」されたパーツの行方について

演出が「しょぼい」という評判の真相

演出が「しょぼい」という評判の真相

「動くガンダムの演出がしょぼい」という感想を耳にすることがありましたが、これは主に映像で見た印象と、実際に現地で見たときのギャップから来ているのかもしれませんね。

テレビの特集やネットの動画では、効果的なカメラワークや編集、BGMが加わることで、実際の動き以上にダイナミックな印象を受けることがあります。多くの方が、その映像のイメージを持って現地に足を運ばれたことでしょう。

しかし、実際に目の前にすると、周囲の広場や建物との比較から「思ったより小さいかも?」と感じたり、動きの範囲が想像より限られているように見えたりすることがあったようです。特に、以前お台場や静岡に展示されていたガンダムは無料で観覧できたのに対して、今回は入場料が設定されていたため、そのぶん期待値がぐっと上がっていた、という側面も考えられます。

ただ、高さ18メートル、重さ25トンもの巨大な機体が、目の前でゆっくりと動き出す迫力は、映像では決して味わえない特別な体験です。その重量感や存在感は、やはり「本物」ならではの感動があったのではないでしょうか。

動きが「遅い」のは技術的な制約か

動くガンダム がっかり 動きが「遅い」のは技術的な制約か

ガンダムの動きが「遅い」と感じられたのは、何よりも安全性を最優先した設計と、「起動実験」という演出上の設定が大きな理由として挙げられます。

考えてみてください。25トンもの鉄の塊が、もしアニメのように素早く動いてしまったら、機体そのものにかかる負担は計り知れませんし、万が一の事故のリスクも格段に高まってしまいますよね。そのため、すべての動きは緻密に計算され、十分な安全マージンを確保した上で制御されていました。

また、このプロジェクトは「自立歩行」を目指したものではなく、背中を「GUNDAM-DOCK」と呼ばれる巨大な支持装置で支えながら動かす仕組みでした。これも、安定した動作を実現するための重要なポイントです。

しかし、ただ前に少し動くだけではありません。ゆっくりと片膝をついたり、天に向かって人差し指を掲げたり、コックピットが開閉したりと、一つひとつの動作には日本のものづくり技術の粋が集められていたのです。そのゆっくりとした動きだからこそ、巨人が動くことの凄みやリアリティをじっくりと味わうことができた、とも言えるかもしれませんね。

横浜ガンダムが終了したのはなぜか

動くガンダム がっかり 横浜ガンダムが終了したのはなぜか

多くのファンに惜しまれながらも横浜での公開が終了したのは、この「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が、もともと期間限定のプロジェクトとして計画されていたからなんです。

この施設は、横浜港の山下ふ頭エリアの再開発事業と連携したプロジェクトの一環でした。そのため、恒久的な展示施設としてではなく、決められた期間内で運営されることが初めから予定されていたのですね。

当初の計画では、2020年12月から2022年3月末までの公開予定でした。ところが、オープン直後から世界的なコロナ禍に見舞われ、来場したくてもできないファンの方が国内外にたくさんいらっしゃいました。

そうした状況や、ファンからの熱い要望に応える形で、公開期間は2度も延長されることになったのです。そして最終的に、2024年3月31日にグランドフィナーレを迎え、約3年3ヶ月にわたる歴史に幕を閉じました。多くの人々の思いを乗せて、予定よりも長くその姿を見せてくれていたのですね。

横浜のガンダム解体はいつ行われた?

動くガンダム がっかり 横浜のガンダム解体はいつ行われた?

横浜での感動的なフィナーレから間もなく、2024年の4月以降、ガンダムの解体作業が始まりました。あの巨大な機体がパーツごとに分解されていく様子は、ファンならずとも気になるところですよね。

実はこの貴重な解体の様子、2025年1月8日に放送されたNHKのドキュメンタリー番組「解体キングダム」で詳しく特集されたんですよ。番組では、巨大なクレーンを使ってパーツを一つひとつ慎重に吊り上げ、運び出していく現場に密着していました。

単に壊すのではなく、「すべてのパーツを傷ひとつつけずに解体する」という、非常に高度な技術が求められる作業だったそうです。これは、解体されたパーツが、また新たな役目を持って生まれ変わることが決まっていたからに他なりません。多くの人々の夢を乗せて動いた機体だからこそ、その最期もまた、特別な敬意をもって扱われたのですね。

「解体」されたパーツの行方について

動くガンダム がっかり 「解体」されたパーツの行方について

丁寧に解体されたガンダムのパーツは、決して廃棄されたわけではありません。その多くは、次の大きな舞台である「大阪・関西万博」で、新たな命を吹き込まれることになっています。

このプロジェクトの根底には、一つの挑戦で得た技術や人々の熱い思いを、次の未来へと繋いでいきたいという理念がありました。そのため、横浜の「動くガンダム」を構成していた外装などの資材を再活用し、新しい実物大ガンダム像として展示することが決定したのです。

新たなガンダム像「RX-78F00/E」として登場

大阪・関西万博のパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」で、私たちは再びあのガンダムに会うことができます。ただし、一つ知っておいてほしい大切なことがあります。それは、大阪で展示されるガンダムは、横浜のように動くわけではないということです。

片膝を立てて、宇宙(そら)に向かって手を差し伸べるような、これまでにないダイナミックなポーズで固定された「静態展示」となります。横浜で動いた記憶と技術を受け継ぎ、未来への希望を象徴する新たなシンボルとして、私たちを迎えてくれるのですね。

動くガンダムのがっかり感とその後の展開

動くガンダムのがっかり感とその後の展開
  • 横浜のガンダム終了後の現在地
  • その後、今どうなっていますか?
  • 新たな展示場所は「大阪」万博
  • 歴代実物大ガンダム6体はどこにある?
  • 動くガンダムのがっかり感を未来へ繋ぐ

横浜のガンダム終了後の現在地

動くガンダム がっかり 横浜のガンダム終了後の現在地

横浜の山下ふ頭で、たくさんの感動と話題を提供してくれた「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」ですが、2024年3月の公開終了後、施設はすべて撤去されました。

あの場所は、もともと横浜市からプロジェクトのために借り受けていた土地でした。そのため、契約に基づいて施設を解体し、土地を元の状態に戻す必要があったのです。今では、ガンダムが立っていた場所も、多くの人で賑わったカフェやショップもすべてなくなり、広大な更地に戻っています。少し寂しい気持ちになりますね。

そして、主役であったガンダム本体はというと、前述の通り、次の活躍の舞台である大阪・関西万博での展示に向けて、移設と再構築の準備が進められている真っ最中です。横浜の地を離れ、新たな役目に向かって旅立った、ということですね。

その後、今どうなっていますか?

動くガンダム がっかり その後、今どうなっていますか?

横浜を旅立ったガンダムは現在、2025年の大阪・関西万博でのデビューに向けて、着々と再構築が進められています。万博の開幕は2025年4月13日ですから、その日に合わせて計画的に作業が進行していることでしょう。

万博で展示されるガンダム像は、ただ横浜のものを移設するだけではありません。型番は「RX-78F00/E」と、横浜の「RX-78F00」から少し変わっています。これは、新たな装備「グラスフェザー」をまとった姿であることを示しているようです。

また、ポーズも全く新しいものになります。片膝をつき、大きく腕を上げるその姿は、まるで未来に向けて手を差し伸べているかのよう。横浜で「動く」ことの可能性を示したガンダムが、今度は「未来への希望」を体現するシンボルとして、新たな物語を紡ぎ始めようとしているのですね。

新たな展示場所は「大阪」万博

動くガンダム がっかり 新たな展示場所は「大阪」万博

その新たなガンダム像に会える場所は、2025年4月13日(日)から10月13日(月・祝)まで開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場内です。

バンダイナムコグループが出展する「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の前に、高さ約17mの迫力ある姿で設置されます。関西エリアに実物大ガンダム像が登場するのは、これが初めてのことなんですよ。

パビリオン体験には予約が必要な場合も

ガンダム像自体は、万博の入場チケットがあれば予約なしで誰でも見ることができます。しかし、パビリオン内の展示や映像体験を楽しむには、別途、万博公式ウェブサイトからの事前予約や当日登録が必要になる予定です。

ガンダム像を見るだけでなく、パビリオンも体験したいと考えているあなたは、事前に公式サイトで予約方法をしっかりチェックしておくことをおすすめします。未来の宇宙空港をイメージしたというパビリオンで、ガンダムが描く未来の世界観に浸ってみるのも素敵ですね。

歴代実物大ガンダム6体はどこにある?

動くガンダム がっかり 歴代実物大ガンダム6体はどこにある?

「横浜のガンダムはもう見られないし、大阪は遠い…」と感じているあなたへ。実は、現在も日本国内でその雄姿を見ることができる実物大ガンダムが2体あるんですよ。

これまでに登場した実物大ガンダムは、期間限定の展示だったものが多く、現在は見ることができません。ここで、歴代のガンダム立像を一度整理してみましょう。

スクロールできます
名称/型番主な設置場所公開期間全高特徴現状
RX-78-2 ガンダム ver.G30th東京・潮風公園2009年18m初代実物大ガンダム終了
RG1/1 RX-78-2 ガンダム静岡・東静岡広場2010年~2011年18mビームサーベルを装備終了
RX-78-2 ガンダム Ver.GFT東京・お台場2012年~2017年18m長期常設展示終了
RX-0 ユニコーンガンダム東京・お台場2017年~19.7mデストロイモードへ変身公開中
RX-78F00 ガンダム神奈川・横浜2020年~2024年18m「動く」ガンダム終了
ZGMF-X10A フリーダムガンダム中国・上海2021年~18.03m海外初の実物大立像公開中(海外)
RX-93ff νガンダム福岡・ららぽーと2022年~24.8m歴代最大サイズ公開中

この表からわかるように、現在日本で会えるのは以下の2体です。

東京・お台場「実物大ユニコーンガンダム立像」

『機動戦士ガンダムUC』に登場する純白の機体です。最大の特徴は、1日に数回行われる演出で、角が割れて全身の装甲が展開し、サイコフレームが赤く発光する「デストロイモード」へと変身すること。夜のライトアップ演出は圧巻ですよ。

福岡・ららぽーと福岡「実物大νガンダム立像」

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するνガンダムを元にした、ロングレンジ・フィン・ファンネルが特徴的な機体です。全高約24.8mは歴代で最も大きく、その迫力に圧倒されます。こちらも夜には壁面映像と連動した特別な演出が楽しめます。

横浜のガンダムとはまた違った魅力を持つ2体ですので、機会があればぜひ会いに行ってみてくださいね。

動くガンダムのがっかり感を未来へ繋ぐ

動くガンダム がっかり 動くガンダムのがっかり感を未来へ繋ぐ
  • 横浜の動くガンダムには「しょぼい」「遅い」といった感想があった
  • これは主に映像と実物のギャップや過度な期待から生まれたもの
  • 安全性を最優先した設計のため、動きはゆっくりと制御されていた
  • 一方で、25トンの巨体を動かす技術そのものは画期的な挑戦だった
  • 横浜での展示は、もともと期間限定のプロジェクトとして計画されていた
  • ファンの熱い要望に応える形で、公開期間は2度延長された
  • 多くの人々に感動を与え、2024年3月31日に公開を終了した
  • 公開終了後、機体は次の役目のために丁寧に解体された
  • 解体された外装などのパーツは、大阪・関西万博で再活用される
  • 大阪では動かない「静態展示」として、新たな姿で登場する
  • 片膝をつき、未来へ手を伸ばすような新しいポーズが特徴
  • 「RX-78F00/E」として、2025年4月13日から公開予定
  • 現在、日本国内で常時見られる実物大ガンダムは2体存在する
  • 東京・お台場の「ユニコーンガンダム」は変身ギミックが見どころ
  • 福岡の「νガンダム」は歴代最大の大きさを誇る
  • 横浜の挑戦と経験は、形を変えて未来へと確かに繋がっている
  • がっかりした人も、その挑戦の続きを万博で見届けてみてはいかがでしょうか
筆者

がっかりするという噂は本当?がっかり観光地の真実をお伝えします。

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